2017-04

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セル関係の新譜



   
 以下の、文章の仕切線「・・・・・・・・」直前の部分まではエイプリルフールのネタとして用意したものです。架空の設定と、それに基づく架空の新譜CDをネタとしています。実際にはこのような「幻想交響曲」のCDはリリースされておりません:   
   

 セルがロンドン響を指揮した録音としては、「水上の音楽」ほかのヘンデル作品、チャイコフスキー/交響曲第4番、カーゾンとのブラームス/ピアノ協奏曲第1番、さらにまた、R.シュトラウスの歌曲、マーラーの「子供の不思議な角笛」などが知られている。それらは冒頭写真の上段2商品その他で聴くことが出来る。   
   
 写真の下段は、リリースされたばかりのCD3枚組商品で、「“幻想交響曲”の、3つの演奏」と題されたもの。フリッチャイ、トスカニーニの指揮によるもの(モノラル)のほか、セルのステレオ録音も含んでいる。いずれもライヴ音源。   
   
 1962年にセルはロンドン響のコンサートで「幻想交響曲」その他を指揮した。その直後、この作品をチャイコフスキー/交響曲第4番とともにセッション・レコーディングする計画であったところが、しかし、果たされたのはチャイコフスキーのものだけとなった。幸いにも「幻想交響曲」のライヴ音源は残っていたため、ようやくCD化が実現した。   
   
 セルのものについて、輸入発売元のコメントでは「良好で鮮明なステレオ録音」と謳っているが、筆者としてはその直前に「この当時のライヴ収録としては」と前置きしたいかな・・・でも、十分に聞きやすい・・だが、肝心なのは演奏内容である・・・これが予想に違わず凄い。   
 全体的に「折り目正しさ」と「コントロールの行き届き感」がしっかりと窺え、同時にまた、「ああ、これは間違いなくセルの、ヨーロッパ・オケを前にしての演奏であるな」と確信させてくれる熱っぽさ、踏み込み、毅然とした炸裂を感じる演奏である。   
 見事な寂寥感に驚く。そして、「舞踏会」・・・ここは、セルが正規レコーディングした「フィンガルの洞窟」を思い出させるような、意外にも遅めに感じるテンポ・・・その中で、ふくいくとした、艶々した輝きと、弾みと陶酔感(ここに深い「踏み込み」が絶妙にあるが清潔感があまりにも美しくて哀しさすらも漂う!)・・・この楽章のあとに拍手が入ってしまったハプニングは、しかし、これは「ハプニング」でなく必然のようにすら思えてしまう。しかし、演奏時間を確認すると他の指揮者らの演奏とさほど変わらず、これがセルの奇跡的表現力と呼ぶべきものであろう、おそらく。   
 その後の、剛直にして強烈で思い切りのよい表現・演奏などなども含め、個人的感想として「堪能し、圧倒される演奏」であった。   
   
 楽器のサウンド面での魅力は大きく、仮にクリーヴランド管を振ったものでもこれほどに魅力的な響きにはなりえなかったのではないかと思う。   
   
 アンコールとして演奏された「ラコッツィ行進曲」とビゼー/「アルルの女」から「ファランドール」も収録されている・・・最終5秒前くらいに入っている余計な騒音は、これは譜面台が倒れたなどしたものではあるまいか、どうなのだろう(笑・・・いや、笑ってはいけないな)。   
   
 なお、画像が小さくなってしまったこともあり、詳細情報については上の画像をクリック/タップして別の画像を開いていただきたい。   
   
   
 ・・・・・・・・・・   
   
   
 下の写真は、コンドラシンのCD9枚組商品。   
   
 背景は「週刊ダイヤモンド」誌3月18日号のページから・・・今更ながらも興味を持つ人もいるかなと思ったので。   
   
 「週刊ダイヤモンド」に関しては、これよりも少し前の号で問題提起されたコメの産地偽装問題についてここでちょっと書きたかったのであるが、時間が足りないのでまたいずれ。・・・しかし、コメの産地偽装にはまったく驚かない・・・東京育ちの人間は普通それを前提に生きている・・・そして、それに警戒する人たちは農家から直接、あるいは、信用が置けそうな米屋さんからコメを買うのである・・・「コメ・肉の購入ルートの確保と工夫は戦中・戦後からの一大事。今日ではそれが、コメの産地表示が真正であるかどうかに変わっただけの話。騙される可能性がゼロに近づく購入ルート確保を」というのが現代の感覚であろう・・・違うか?・・・しかし、「こうしていれば決して欺かれない」などと言い切れる方策があるかどうかは・・・。   
   


雑記




   
 「一流の紳士がチョイスするのは本革カバン!」などと説く雑誌記事があったりする。   
   
 ・・・すると、筆者、思うのだ: 「ゴメンな、一流でも紳士でもなくて」と(笑)。   
 それなりにしっかりした革カバンはそれ自体で重たいし、雨に濡れたあとも含め、手入れが面倒だと思っているから。化繊素材などを使ったカバンのほうが扱いやすく、傷んできたり汚れてきたりしたときにサッと買い替えるほうが気持ちよいと思っている・・・もちろん見ばえは気にするから、そんなに安いシロモノは使わない。   
   
   
   
 「VIP男性が選ぶ、いま注目の腕時計はコレだ!」みたいな記事もある。   
   
 ・・・「うっ、高っけー。あ、手が届きそうなものもあるな。けど、VIPじゃないからどうでもいいや。しかしなあ、厚みが1センチとかそれ以上もあるようなものは鬱陶しくて腕につけたくないなあ。ソーラーパワーでなくていいし、機械式でもなく、電池式でいいじゃないか。スリムかつ洗練デザインのものを選ぼうとすると、おのずと電池式のものになってしまうよな」などと思う。   
   
      
   
 「お金持ち男性は、2つ折り財布など使わない」みたいな記事も。   
   
 ・・・「悪ぃなあ、金持ちじゃないもので」。   
   
   
   
 「デキるビジネスマンが選ぶスケジュール帳(手帳)は見開き1週間タイプ!」
   
 ・・・「そっか、俺、デキないんだな」とか。   
   
   
   
 さて・・・。   
 スケジュール帳については現在、見開き1か月のタイプのものを利用している。デスクワークがメインなのでこれで一応は足りている・・・但し、サイズ選択はA5判、B5判あたりから選んでいる(年によって変わったりする)。   
   
 月に3、4回ほど、1日のスケジュールが多くなりすぎて別の用紙にスケジュール展開(記入)することがある・・・それが冒頭画像のとおり。これはA4サイズで自製のもの。   
 画像をクリック/タップすると大きな画像が現れる・・・それはこの用紙の上段部分の画像。で、この画像に割り当てられたURLの後ろのほうにある "onedaydiary1" の個所を "onedaydiary2" に改めたうえで読み込んでもらえば、用紙の下段部分の画像が現れる。スケジュール管理などに関心ある方はご覧ください・・・参考になるかどうか分かりませんが。   
   
   
 若干の注釈をば・・・。   
   
 筆者、子会社での仕事も兼務しているため、そちら関連の仕事のスケジュールについては二重丸を付加してスケジュール記入している・・・画像中ではその子会社をAAA商事(株)と言い表すこととした。   
   
 介護関係の用事の欄は、人によっては「育児・子育て」などに改めることが出来よう。介護関係の場合には例えばデイサービス送迎、ケアマネさんや各種介護サービス業者との打合せ、通院、訪問看護グループメンバーとのミーティングなどなどのスケジュールが考えられるが、育児関連であるならば例えば予防接種の予定をはじめとする色々が考えられるのだろうか。   
 この種のことは「公私」のうちの「私」すなわちプライベートの用事であるがゆえ、その記入欄はむしろ右端などとするのが適当との考え方もあろう。それは大多数の人にとって正しいことと思う。しかし、筆者の場合、「体(からだ)は一つ。そういう人間が自社オフィス内にて処理していく用事なのか、それとも外へ出てこなす用事なのか・・・つまり、自分の身をどの場所に置いて・運んで為していく事柄なのか」という区分・視点で記入欄をレイアウトしたのであった。なお、プライベートの用事に関連しては「休暇届/早退届」の類を提出するのを忘れてはならぬこと勿論である。   
   
 自分以外の、社長や上司、同僚、また、抱えている案件に関わるキーパーソンなどのスケジュール・行動予定の把握が必要なときもある。それのメモ欄が「BBさん・CCさん他」である。プロジェクト進行に関わっている人であれば、他者のスケジュールなどは別途のチャートで追えるようにしているかも知れない。   
   
 午前8時以降の毎正時の時間ライン(横線)の点線は、黒でなくグレーに設定している。そのほうが記入しやすく、またスケジュールのメモの視認性がよい。プリンターで印刷したものをコピー機にてモノクロ・コピー。   
 しかし、人それぞれの考え方で、この時間ラインをグレーでなく茶色やセピア調カラーにしたり、また、全体をブルー系でまとめるなどしたうえでプリンター印刷し、それをモノクロ・コピーまたはカラー・コピーするなどもよいのかも知れない。   
   
   
 用紙下段( "onedaydiary2" の画像)の各項目については、ふだん別途のノートその他を利用しているのであればそちらへの記入で済むことではある。   
   
 会議などの議事録を誰かが作る予定になっている場合、それを貰い忘れないように作成担当者の部署・名前をメモしておくこととしている・・・議事録作成は大抵は若手社員が担当するが、要領が悪いとか話の内容を理解できていないとかの理由からか作成途中でメゲて結局は完成せずに終わりそうになることがあるが、それを許したくない・・・当人が業務内容を理解するうえでも、また、その他の点でもなかなかに意義ある教育機会となるから、電話してでもせっつく(笑)・・・もちろん、わざわざ議事録を作らなくてよい会議の場合は議事録作成など必要ないという考えも持っている。   
   
 いちばん下の欄は、その日に外出・出張の用事があったときの交通費・宿泊費などのメモのため・・・旅費精算の資料とする。   
   

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 これぞ究極!  和風ピザの最終回答だ!   
   
 「ジ・アルティミット・ジパング・オクテット」 ( 8,888 円(税込) )  
   
 いま和食界で注目を集める4人衆の競演。合計8種の味をお楽しみいただけます(ピザは2枚セット商品となります)。   
   
 入念に計算された食材ハーモニーと、絶妙の時間差トッピングの技が織り成す、かつてないほどの至福の味をお楽しみください。なお、万一お気に召さない場合でも返金などの扱いは出来ませんので、十分な勇気と好奇心のある方のみご注文ください。     
   
   
 チーズ以外の、主な材料をご紹介します:   
   
  鮭とば   
   
  カマス一夜干し   
   
  カレイ一夜干し(エンガワを含む)   
   
  身欠きニシン   
   
  ホタテ貝ひも   
   
  桜エビ   
   
  川エビ   
   
  サンマ甘露煮   
   
  アナゴ蒲焼   
   
  ホタルイカ沖漬   
   
  レンコン   
   
  エリンギぬか漬け   
   
  シイタケ(軸を含む)   
   
  長芋(とろろ・千切り)   
   
  ししとう   
   
  高菜漬け   
   
  そば米   
   
  クルミ(刻み)   
   
  らっきょう(刻み)   
   
  マヨネーズ   
   
  ウナギ肝ペースト   
   
  しょっつる   
   
  酒かす   
   
  もろみ味噌   
   
  梅肉・シソだれ   
   
  紅ショウガ   
   
  ミョウガしょうゆ漬け(刻み)   
   
  サンショウ葉   
   
  ヨモギ   
   
  ウコギ   
   
  青ノリ   
   
  ゆず・かぼす果汁   
   
   
   
   
 ・・・以上、架空の広告であった。   
   

これもまた、セルのモーツァルト



   
 セルは、モーツァルトのフルート協奏曲第2番ニ長調(K.314)をチェロ協奏曲に編曲している。   
 ただ、しかし、その第2楽章についてはディヴェルティメントK.131を引っ張って来る(活用/採用する)こととした。   
   
 ・・・というように理解している。   
   
   
 写真の左側手前のCDは以前にも紹介したことがあり、チョウ・チン(チェロ)ほかの演奏によるもの。ここで演奏されているカデンツァもまたセルの手によるもののようだ。   
   
 同じく左側の、その上に写し入れたものはソル・ガベッタ(チェロ)ほかの演奏によるもの・・・ここでは、第2楽章も、そしてカデンツァも、 Sergio Ciomei 氏が用意したものが使われているという・・・第2楽章についてはモーツァルトのオーボエ協奏曲に基づいているとのことである。   
   
   
 というわけで、セル・ファンとしてはどちらかといえばチョウ・チン盤をひいきしたくもなるわけだが、ともかく、ひとりの鑑賞者として「演奏を聴いて、その演奏をどれくらい楽しめるか/それで豊かな気持ちに浸れるか」という点で評価しても、やはりチョウ・チン盤に軍配が上がるように思える。   
   
   
 さて・・・。   
 ガベッタ盤(輸入盤、 88697547812)のライナーノート(封入冊子)でモーツァルトの協奏曲についての注記のうち "1. Satz & Kadenzen" とあるのは、正しくは "2. Satz & kadentzen" であろう・・・併記の英語・フランス語からしても、また、解説文からもそのように考えられる。ハイドンの協奏曲についての注記にも同様の、校正ミスかと思われるところがある。     
 ほか、このライナーノートには妙なところがある。ドイツ人と思われる人物が書いたドイツ語の解説文において、モーツァルトのこの「チェロ協奏曲」の第2楽章についてセルやアルフレート・アインシュタインがディヴェルティメントを活用(採用)するに至ったと説明しているにもかかわらず、その英語訳およびフランス語訳にあっては、ディヴェルティメントについて何も言及していないばかりか、「K.470のヴァイオリン協奏曲のアンダンテ」を活用することとした旨が書かれているのである。ガベッタ盤の第2楽章の演奏内容は先ほど述べたとおりであるからして、この盤に限ってこの説明個所は鑑賞者としては「どうでもよい」と感じる向きも少なくなさそうではある・・・だけれども、上の英語訳やフランス語訳を読んだだけの人にとって、「それならば、チョウ・チン盤の第2楽章で演奏されているあのディヴェルティメントは何なのよ? それはセルらのアイデアと無関係なわけ?」という疑問も湧かぬではない? ちょっと気持ち悪い・収まりの悪い思いをさせられるか。   
   


雑記



   
 アサリの酒蒸し。   
   

セル関係の新譜

   
 パイネマン/セル/ケルン放送響の演奏によるベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲を含むCD2枚組商品が登場する:   
   
   
  http://www.hmv.co.jp/news/article/1703150021/   
   
   

 なお、パイネマンとセルとの関係について、Michael Charry 氏によるセルの伝記本では、たとえば210ページあたりにも興味深いことが書かれている(セルは、パイネマンのために楽器を買ってくれる人物を見つけ、また楽器選びにも関わったこと等・・・そして彼女は1964年12月、 "Guarnieri" を手にすることとなったのである・・・この綴りは本に印刷されたとおりのまま・・・はて、 "Guarneri" (ガルネリ)のことなのかどうか)。    
   

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