2017-07

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 「クラシック音楽ファンである」とか「一番好きな音楽ジャンルはクラシック」ということは日常で特に言わずにいるのだが・・・ちょっと前、「気に入ったクラシック音楽の曲が見つかって、しかし、クラシック音楽のCDはぜんぜん持っていない」という人がいたから、こちらとして「この先、この演奏のもの/盤を再び聴くことはあるまいな、そのまま自分が持っているより、喜んで聴いてくれる人に有効活用されることがよろしかろう」と思えるCDを20枚ほど差し上げた。   
   
 むこうは若いので、音楽データというものはダウンロード購入が標準であるかも知れず、したがってCDを買うということはあまり無いのであろう、こんな言葉を返された:   
   
 「もしかして、CDを100枚とか200枚とか、ガガーッて持ってる人ですか?」   
   
 この「ガガーッ」の表現が愉快で、こちらとしては笑いをこらえ、「ま、クラシック音楽の場合、すぐそういうことになっちゃうね」と答えた。   
   
 ダウンロード購入が標準的となっている世代は別として、自分の持っているCDの枚数を把握している音楽ファンは少ないのではあるまいか。(さらに近年は、いや、もっと前からだけれども、メンブラン・レーベルは極端であるにしても激安ボックス、廉価シリーズなどの登場で「所有枚数」はさらに激増し、もはや枚数カウントなど出来っこない・・・そして、「所有」はもうあまり意味を持たない、「ちゃんと聴くに及んだか、どう鑑賞してどう受け止めたか」が大切なことであろう。)   
   
 仮にクラシック音楽ファンが真面目にコレクション枚数を数え、非クラシック音楽ファンに向かって「何枚所有!」ということを伝えたら、ほとんど「変質者レベル」と見なされかねない?   
   
   
 以前のこと、「CDショップで、何点もの商品をわしづかみしてレジに並んでいる人とか、たまに見かけますけど、そういうのは必ずクラシック音楽ファンの人ですよね」と言われたことがある。   
 「うむ、当たっているな、そうだろうな。わしづかみはそんなにみっともないか?」と思ったのではあるが、しかし、こう言い返したのであった: 「いやいや、ジャズ・ファンの買い物ぶりも凄いぞ。どっちもどっちだね、いや、あっちのほうがどうかしている、ほとんどビョーキ」と答えておいた(笑)。最近はデアゴスティーニの商品でジャズのアナログ盤シリーズが始まったので、アナログ盤見直し気運も手伝ってジャス・ファンも増えていくかも知れない。   
   
   
 さて、クラシック音楽ファンとして、アナログ盤に回帰したい気が自分にはあるか? 無いこともないのである。が、しかし、モーツァルトのシンフォニー等くらいならともかく、ベト7あたりでも、そしてもちろんブラームスやマーラーでも、1曲を聴き終えるまでに盤をひっくり返さねばならぬことを思うと、アナログ盤回帰への道は案外と険しそうに思えてしまうのである。   
   

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