2017-10

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インゲ・ボルク



   
 写真の左下のはインゲ・ボルクの歌唱を集めたCDのひとつ。   
   
 2枚組であるが、その2枚目にはヴェルディのオペラ「マクベス」のドイツ語上演からの抜粋が収録されている。なにぶんにもオペラ・ファンではないから同作に関わるCD・レコードはこれしか持っていない。  
 この抜粋だけ聴くと、音楽が帯びる明暗トーンのほどあいは「マクベス」のストーリーとピタリ合っているとは言いがたいのではないかと感じるけれども、しかし、ヴェルディであるから音楽は親しみやすく、いい調子のものだ。   
 が、このCDの趣旨はインゲ・ボルクの歌唱を紹介することにある。   
   
 魅力的な声である。   
 ライナーノートにおいて、この「マクベス」に関して次のような記述がある。   
   
 インゲ・ボルクはマクベス夫人の邪悪さを完璧に演じることが出来ているばかりか、この役についてヴェルディが求めていたと考えられる声質をも備えていた。すなわち、マクベス夫人役はしばしば "high mezzo" で歌われるけれども(メゾ・ソプラノ歌手が持つ声質を重視するゆえにそういうケースが多いということなのか筆者には分からない)、この役の声域は、理想としてはドラマティック・ソプラノ(ドラマティコということか)の鋭い声質を要求しているのだ。   
   
   
 なお、CDのプレスにおける問題なのか筆者のCDの保管の仕方が悪かったのか原因は分からないが、CD外周に位置する最終トラックが最後まで再生出来ずにその途中でストップしてしまう・・・ま、そのトラックにはボルクの歌声は含まれないようなので大したことでもないように思えてしまうが。2枚組CDの1枚目のほうでもまた最終トラックはきちんと再生出来ない、うーん。   
   
 1枚目のほうには、第1トラックにウェーバー「オベロン」から「海よ、巨大な怪物よ」ほか、ワーグナー作品や、またドヴォルザークの「わが母の教え給いし歌」など収録されている。   
   
   
 写真の真ん中のはフラグスタートの歌唱を収録しているドキュメント・レーベルのボックス商品中の1枚であるが、ここでの「オベロン」の歌唱あるいは「わが母の教え給いし歌」(歌詞は英語)は、レコーディングの古さということがあって堪能しきるうえでの不利がある。筆者にはボルクによる歌唱のほうが自然に楽しめる。   
   
   
 写真右上は、ボルクが主役を演じセルが指揮をとった、エック作曲のオペラ「アイルランド伝説」。ザルツブルク音楽祭でのライヴ。このCDを初めて聴いたときはその音楽に抵抗感も覚えたが、何度か聴いているうちに慣れた(笑)。ボルクの歌唱の魅力はここでも楽しめる・・・ただ、この歌手の真骨頂を味わえるとか、そこまでのものではないような気がする。   
   
   
 ボルクが歌ったものでは他に「エレクトラ」のCDも持っているが、この作品は少々気合が入っていないと聴けないので、今回は紹介を省略。   
   
   
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・   
   
 筆者、スケジュール的にハードになっているため、次回更新は今月下旬くらいとなります・・・大したブログでもないので残念がる人もいないだろうけど(笑)。   
   
   
   

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