2017-10

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「NISA(ニーサ)の活用は必須ですか?」-「ん、それは任意さ」


   
 「株式投資を始めるならば NISA口座 を利用してスタート!」みたいなキャンペーンが続いている。   
 シンプルに考えると、「まあ、正解なのかもね」と感じる。   
   
 しかし、いわゆる損益通算、また、損失に関わる繰越控除が出来ないところが勿体ないかな。いちど始めた株式投資は、おそらくはその規模を大きくしていくものである・・・つまり、NISA枠以外での運用も始めることとなろう。   
 それらすべての投資銘柄について、ひとつの例外も無く儲け/益が出るとは限らないのである(ただし、「余裕資金で運用する」という基本をしっかり守り、また、筆者のように、徹底して優良企業の株式にしか手を出さない、バブル崩壊があろうとリーマン・ショックがあろうと塩漬けも辞さずにひたすらに時を待てるという人であれば、損切りのパターンは極めて少なくなるのではないかと想像する)。   
   
 いま時点の制度では、筆者自身は、「特定口座で、源泉徴収あり」の口座を基本とすべきものと考えて過ごしている。これだと、確定申告しなくてもよいし、したい場合にはすることも可能。但し、うーん、たとえば夫婦のうち妻も株式投資をしていてそれに関わる株式譲渡益などがある場合、その妻の確定申告内容によっては夫が配偶者控除を利用出来る・出来ないに影響する。夫がサラリーマンであって、勤務先の配偶者扶養手当の支給基準において妻の収入がどうこう規定されている場合もまた、それを気にしなくてはいけない場面がありえよう。妻の側が「これは私のヘソクリでの投資、もちろん確定申告するけどその内容をいちいち夫に伝える必要は無いわ」などと考えていると、あとでトラブルになりうる。   
 なお、筆者自身は「納税は国民の喜び」という感覚があって(それゆえに酒に酒税が課されるのも気にしないが・笑)、出来るだけ納税額を少なくしたいと切に願う人はやはりNISA枠の優先活用・最大限活用も選択肢であろうか。   
   
   
   
   
 メジャーどころのカラヤンなどに目もくれずに、客観的にみれば超マイナーと言えなくもないジョージ・セル等の演奏のあれこれに聴き入ってきた人間というのは、株式の銘柄選びにもまた個性があったりもするだろうか・・・と、自分を振り返ることはよくある。   
 たとえば・・・この何か月かくらいに交わしたことある会話(下記の対話それぞれのうち後者が筆者の発した言葉):   
   
   
 「みずほFGの株、買おうかな?」   
 「俺は日立キャピタルかソニーFHを選びたい」   
   
   
 「丸紅か双日の株を買いたいと思うが、いいと思う?」   
 「悪くないとは思う・・・けど、ちょっと違うけど、三洋貿易、知らないの? いい会社だぞ」   
   
   
 「AOKIの最近の業績どうなんだろう?」   
 「毎年さ、立春の頃に冬物バーゲンの品を買いものに行ってきちんと保管し、それを次の冬に着ているんだけど、業績は知らない。オンワードの株を買いたいんだよね、ただし、この銘柄、取引単位は1000株だよ」(結局この銘柄は購入しなかったが。なお、一部の冬物衣料について、筆者は実際にそういうセコい買い物の仕方をしている・・・流行とかファッションのトレンドとか、自分の場合には気にしても意味が無いと思うもんで・笑)   
   
   
 「ワタミ、盛り返せるかな?」   
 「分からない。外食産業ならハイデイ日高、いいと思って来たんだよね。ぜんぜん違う業種だけどヨンドシーホールディングスって名前がえらくカッコいいじゃないか、自己資本比率も高いし、たまに直感に従うなら、俺、こういうの好き」  
   
   
   
 年があけて以降、市場で買われる銘柄に変化が見られる・・・ように思う。ま、いつでも潮目の変化、テーマ・材料の移ろいはあるものだが、何と表現すべきかな、筆者としては「その企業の財務体質の優秀性・健全性と配当利回りなどに注目して持っている株式であって、じっくり中長期保有のつもり」にしていた銘柄のあれもこれもが値上がり出した。   
 値が上がると、配当何回分かよりも売却益のほうが大きいことに心を奪われ、「えいやっ」と次々と利益確定売りするに至ってしまうのである・・・本年、まだ2月なのに「売り」行為が盛んになってしまった。   
 ここに来て、株式投資額はピーク時の6分の1かそれ以下になっている。「売ったあとにはすぐ次の銘柄を物色せねば」というのが基本スタンスであったのが、年齢のせいか、その「次の一手」の研究にいそしめない。が、しかし、「投資しなければとか、買わなくては、などという義務は存在しないのだ。納得ゆく安い価格水準のときに株式購入する」という鉄則に鑑みれば、迷うときは手を出さない、時に休みを入れるのもまたよし、と思っている。   
   
 下のは、株式売却の際に交付される計算書(一般口座などの場合は源泉徴収も無いため、異なる体裁の約定報告書などが交付されるのみとなる)。   
   


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