2017-08

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セルのR.シュトラウス作品レコーディング



   
 リヒャルト・シュトラウスの「四つの最後の歌」管弦楽伴奏版のレコーデイングとしては、ヤノヴィッツ/カラヤンのもの(写真左上)、また、シュヴァルツコップフ/セルのもの(写真右上)などは今日なお代表的名盤として評価・支持されているものと思う。(ほかにも優れたものがあろうけど。)   
 両者ともに素晴らしい内容であるが、しかし、筆者などはシュヴァルツコップフ盤でこの作品に親しみ始め、そしてそれをを長い年月にわたって幾度も繰り返し聴いてきたがため、ヤノヴィッツ盤のほうを聴くたびに「べつの違う曲」であるかのような妙な錯覚・違和感も覚えるのである・・・また、両盤の演奏それぞれに「美の極み」と評したいものがあるけれども、作られた音楽の冷たさ・温もり・表情・質感のあんばいなどにも大きな違いがある・・・そして、身震いしそうになる個所やその身震いの態様にも相違点がある。「姿勢を正して聴きたいな」とも思わせるのはシュヴァルツコップフ盤のほうだけかな、筆者の場合。   
   
 この作品で、第3曲「眠りにつこうとして」の、ヴァイオリン・ソロによる間奏とそれに続く "Und die Seele unbewacht" 以降を筆者はたいへん気に入っていて、実はしばしば口ずさんだりもするのであるが、頭の中に刻まれているヴァイオリンの演奏、また、歌声その他の響き、歌詞の発音・抑揚などはすべてやはりシュヴァルツコップフ盤のものなのである。   
   
   
   
 写真中、下段に写し入れたものは、しばらく前のことソニーとタワレコの共同企画によって出たCD2枚組商品で、セル/クリーヴランド管によるR.シュトラウス作品集。収録内容は手持ちCDと完全重複するが、たとえばホルン協奏曲のディスクなどはもう古くなっていたりするので、ちょい迷った末に今回やはり買い求めることにしたのである。   
   

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