2017-08

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雑記



   
 (↑)師走の読書・・・いや、「読書」とはちょっと違うな。   
   
 右のほうにあるのはネコ関係の、写真集っぽくもあるもの・・・或る方から頂戴したもの。   
   
   
 さて・・・。   
 或る一族の相続税対策をお手伝いするようになって久しいが、対策プランの見直しを時々おこなう。来年から相続税が増税になるので、これを踏まえて追加的対策および対策修正をどうするか検討中である。   
   
 たとえば賃貸住宅経営は相続税対策として極めて効果的である。相続税増税にあわせて新たに賃貸経営する人、または賃貸物件を増やしていく人は相当数にのぼるであろうと筆者は想像する。実際、某有名ハウス・メーカーの最近までの業績動向では、戸建て住宅の売上高は消費税増税の影響で減少傾向にあるのに対し、賃貸住宅の売上高は大幅に伸びているようだ。   
   
 少子高齢化・人口減少社会を前にして、また、地方の若者が東京へ移り住む動きが鈍るのではないかとも懸念される状況ではあるが、東京でもその他にあっても、賃貸物件の供給はどんどん増していくことになるだろうか・・・老朽化物件などを取り壊し、そのあとは建て直しするのでなく更地にして売却するなどの動きが多くなることがあれば、一概に「賃貸物件の増加」にならないかも知れないけれども。   
 いずれにせよ、「どの地でどのように賃貸経営していくか」、また、「相続税対策としてということ以外に、賃貸ビジネスとして長期にわたって“魅力と競争力を保った物件”による“旨みのあるビジネス・副業”として続いていくか」を見定めることは必要事項である。   
   
 生命保険も相続税対策に有効活用できる。   
 が、保険会社の営業スタッフの誰でもが、または代理店のどれもが、相続税対策としての保険活用に精通しているとは限らないようだ(個人的経験による感想)。また、保険料(「保険金」ではなく、支払う・払い込む「保険料」)が何に充てられるかというその内訳をご存知の方ならば容易に想像がつくと思うが、保険の売り込みをする側は、必ずしも「お客/契約者のニーズ」本位で商品紹介するとは限るまいと思うのである。筆者の場合、相続税対策をお手伝いするに際してはその方面にほぼ特化して仕事をしている税理士さんと打合せしつつ、「こういう保険をこう活用しよう」と決めてきた。こういう税理士さんやその仲間・関係先は保険の代理店機能、ローンに関わる金融機関との事前調整機能、不動産業者・建設業者との事前調整機能などを持ち、事をスムースに進めていけるのである(もちろん、そのからみでは税理士さんの副収入としてキックバック・返礼などあったりもしようが、とやかく言うようなことではないと考える)。   
   
 誰かのために相続税対策プランを練ることは、筆者にとってまったく「本業」・「職務」ではない。   
 面倒な作業であり、かつ、「こういう項目の値は予測がむずかしいな」的なこともあって、「エイッ、概算このくらいにしておけば安全性のある/保守的なシミュレーションになろう」との見切りも必要で、また、むずかしさもある。おまけに、「このようなプランで如何でしょう」と、こちらの都合のつく日に説明に伺おうとすると「あ、その日はゴルフの予定があるし」などということになって、事がサッサと進まない/ペンディングになるところが大いにもどかしかったりもする(笑)。が、しかし、或る種の気分転換にもなる作業であることは否めない。   
 そういう、いわば「思考する労働」は苦にならないのであるが、しかし、アパート建築などすることになると、どうしても建築現場に出向いて様子を見ることも必要になったりする・・・これが自分にとっては煩わしく、時間をとられてしまうことでもある・・・施工業者は「近隣には事前に挨拶の上、ご近所の迷惑にならないように作業します」と言っていても、工事関係車両をどのように駐車しているか、クレーンでの作業の状況はどうか、休憩時間中におしゃべりに花が咲いて近所迷惑になっていないか等々、気になることが多々あったりもするので・・・実際、余った建材や、片付けのときの足場の鉄パイプその他をトラックに積むに際して放り投げて近所に大音響を響かせているケースなどもあったりするのだ・・・そういうことのひとつひとつが、施主の人物評価にも影響しうると筆者は考えるから、やはりチェックが必要と思っている。   
   
   
 相続税についての入門書など手にする人は、「ふむ、相続税とは案外と簡単な仕組みであり、その仕組みに応じての対策なんぞは簡単そうだな」と思うことであろう。が、そうとは限らない。   
 実際、筆者がお手伝いを始める以前には、他の人が担当していた。ところが、しばらくして問題が生じた。この人は、まず簿記の知識を持ち合わせていなかった。また、収支・損益の計算と資金繰りとの関連・相違をめぐって頭が混乱してしまうようでもあった。シミュレーションするのに必要な表計算ソフト(当時は「ロータス1-2-3」)の扱いが苦手、不動産や相続に関わる民法や不動産関係の税金について知らないことも多く、会社法がらみのこともちょっと・・・という具合であったのだ。賃貸経営をする(確定申告ではそれに関わるものも申告する)、土地の分筆をする、土地の切り売りをする、年次ごとに適切な贈与をする、また、資産管理会社(法人)を作ってそれを経営するなど、諸々の事を滞りなく進めていくには、いろいろなことを理解していなくてはならない(なお、経理的範囲を超えての、「会計学」的なことについてはちっとも高度な知識は要らない、とは言えよう)。   
   
 いまの若い人のうち、どのくらいの数の人たちが将来の職業として税理士を目指すか知らないが、所得税・法人税関係での仕事(国際税務と呼ばれる領域に及ぶものも含めて)以外にも、相続税関連での仕事もある・・・それは何というか、幅広めの知識や研究心を求められるもので、やりがいがあるとともに実入りのよい仕事になりえるものと想像する。筆者が人生をやりなおせるとすればその道を選ぶであろうか・・・いや、選ばないな、フツーの企業で安楽に過ごすことをやはり選択してしまいそうに思う(笑)。しかし、世にはいろいろな因縁というものがあって、専門家でもないのにこういうことに首を突っ込まねばならなくなったりもする。人生は、流れに任せるところもまたある・・・。     
   
   
 下のはブリ(鰤)のソテーで、親のために調理したもの。   
   


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