2017-08

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同窓会を、どうしようかい?



   
 「同窓会」という言葉には少なくとも2つの意味があろう。   
   
 その1: 特定の学年または学級(クラス)の卒業生たちが集まり、飲食・旅行・レクリエーションなどする行事。   
   
 その2: 先輩・後輩すべての世代の卒業生を対象にして会報を発したり名簿制作したりする活動や組織。   
   
   
 上の「その1」のような行事は、60代くらいの年齢になってからするものだろうと筆者は思い込んでいる。   
 しかし、小学校・中学校時代に一緒だったA君は以前からよくこんな言葉を繰り返していた:「同窓会をやりたいな。みんな住む地がバラバラになってしまっているから東京に集まるのも不公平っぽくもあるし、どこか他所へ1泊旅行などするのがよいな。俺もたまにはそういう泊まりの旅行をしたいし」と言っていた。コンビニ・オーナー店主である彼は年がら年じゅう忙しく、気晴らしの機会も得にくいようである。   
 ところが、しばらく前から上のような言葉を発しなくなった。コンビニのアルバイト店員/スタッフを十分には集めにくい状況、つまり人手不足状態に陥っているのである・・・旅行どころではないようだ。   
 それがまたここ最近になって「東京で同窓会をやりたい」的なことを言う・・・彼は、1泊とかは無理としてもやはり同窓会をしたいらしい。もしかして、虫の知らせで死期が近づいているなどということはあるまいが、それにしてもそんなに同窓会なんぞをやりたいかなあ・・・理解しにくくもある。   
   
 彼と筆者との間で「いったい何年何組の同窓会にするか」という話も出る・・・ふたりは公立の小学校・中学校でクラスも一緒ということが何度もあったが、しかし、他の級友たちは「いつもクラスが一緒」でもなかったりするし・・・。   
   
 「先生は誰をよぶ?」と彼は言う。   
 「○○先生については、よんで欲しくない」と筆者は答える。   
 彼はその理由を分からない様子で、筆者は説明することになる・・・その先生が昔どのような発言をしたかを教えることになる: 「自衛隊は憲法に違反する存在であり、許されない。勇気を持って日本が率先して軍備を手放すことで、他国もそれに同調し、この世界から軍隊というもの、戦争というものも無くなっていく」・・・当時、このような御伽噺(おとぎばなし)のごときことを言う政治家もまたいたが、筆者は「怖いことを言う大人たちがいるものだ、日本がそんな国になったら安心して暮らせないではないか。相応に軍備の増強を継続することが必要の筈だ」と思ったものだ。天 皇 ( 昭 和 天 皇 )の戦争責任がどうこうなどと、公立学校の教員として職務中に生徒の前でそのような発言をすることに首を傾げたくなるような、そんな先生もいた。      
   
 「ああ、○○君には是非とも文句を言わなくちゃな」と、これも筆者の言。   
 その○○君には中学校卒業以来、一度も会っていない。彼は、民主党の議員(国会議員ではない、自治体の議会議員)の後援会だかに「わたしの同級生です」ということで筆者の住所と名前を無断で伝えたのである・・・それがために、選挙の時になるとその議員は筆者宛てに郵便を送って来るばかりか、家を訪問することまでしたのである。   
 それより以前、やはり他のルートで筆者の個人情報が旧・社会党の議員の関係へ流れ、そちらからの郵便物が届いたことがある・・・そのときは情報を流した人間にしっかりと抗議をした・・・相手は筆者のところまでやって来て「ご迷惑でしたか?」などと暢気なことを言った・・・労働組合なんぞの活動にあまりに一生懸命になってしまい、ガムシャラに黙々とツベコベ言わずに企業の歯車として機能することの正しさ・大切さを失念してしまった人間は時にこのような変なことをやらかす
のではないか。   
 自民党、あるいは保守系無所属などでこちらが同調できそうな人たちであればともかく、上のようなところから郵便を受け取るとか、あるいは議員などが家までやって来るということは不愉快であり、また、何かの折りに近所から「民主党や社会党を支持しているのか? 知り合いまでも居るのか?」と思われたりすれば大いに迷惑であり、何かの機会にキッパリ誤解を解く・名誉回復的な機会を窺う必要性すら生じかねないと考えるのだ。   
 (このように、思想・信条などで相容れない者を敬遠する・嫌うということ以外にも、「周囲から誤解を受けてしまった場合のことを恐れる」という気持ちについては、もしかすると人によっては理解しにくいか・・・が、しかし、筆者の子供の頃は、「あの子のうちはキリスト教」、「あの子の家には赤旗新聞のポスターが貼ってある」ということで一緒には遊ばない、その子らとは家を行き来しないという規範めいたものが自分や友人らの間にはあったし、そういう感覚は今に至るまで自分の中に残っているのである。筆者には韓国系の姓を持つ友人がいたが、筆者がその彼とは遊ぶのに共産党の家庭の同級生とは決して遊ぼうとはしなかったため、その同級生(つまり後者)が憤慨したこともあるが、仕方のないことであるし、親は子供たちがそういう行動をとることも予測し覚悟を決めて生きていた筈と信じたい。)    
   
   
 筆者、上の「その2」の同窓会については極めて無関心である。「前回の名簿制作から何年経過しましたので、新しいものを作ります。前回の名簿に電話番号が未記載となっている方は届出して下さい」などという要請には応じない(笑)。   
   
 この種の名簿などというものは、必ずや誰かが名簿業者などに売ったりするものだと思っている。印刷・製本業者が名簿を横流しする可能性だってゼロとは言えまいと思う。名簿に電話番号など載せられたりすれば、こちらには用の無い電話や、振り込め詐欺の電話などが掛かって来る可能性は高まる。余計な郵便物ならまだ我慢もしようけど、しかし、代金引換タイプの宅配便を使った詐欺に合う可能性もまだ残されているわけで、本来ならば住所すらも載せて欲しくないのだ。   
   
   
   
 ところで、不正によって得られた個人情報が問題となって摘発・逮捕・起訴される事件があるが、しかし、いまだ摘発されることもなく、誰か・どこかの企業によってこっそり着々・営々と集められ続けているものがあると想像する。情報を取得してすぐにそれを売り払うからバレるのであって、賢い人たちならば、情報群Aを取得したら蓄積し、次に情報群B、C、Dなどをコツコツと得ていくであろう・・・そして、漬物を作るように、酒を醸成させるように、いや、違うな、或る時点になってそれらA、B、C、Dなどを統合するのではないか。複数の情報群にまたがって共通するデータである電話番号や姓などをキーに、ひとりひとりのデータや、さらには家族・世帯の情報をも結びつけていくことが可能だろう。   
   
 そういうデータは、人口減少社会の日本における、将来のダイレクト・マーケティングに大いに有用さを増していくこと、明白である。それらデータを、顧客の求めに応じて有償販売するにあたっては、何かしらのロジックによって「リクエストされた条件に合致するデータのうち幾つかを間引き/除外し、同時にまた、条件に合致しないデータも幾つか混在させることで、原始データがどこから流出したものか分かりにくくする」という手法もまた採られうるか。   
   
 さて・・・。   
 かつて、ケータイやスマホが存在せずに固定電話だけだった時代において・・・女性が結婚して夫と新しい世帯を持つ/夫の実家に嫁ぐ、そして夫の姓に変わるという、ごく普通の状況を考えてみよう。   
 この場合、その女性の結婚前の個人情報(旧姓による姓名・住所・自宅電話番号・買い物歴・学歴その他)というものは、結婚と同時に意味を失う・・・つまり、結婚後の、新姓になって、新しい住所と電話番号で始まる彼女について、結婚前の古いデータを結び付けていくことは困難を極めたであろう。   
 ところが現代は状況が異なる。結婚前後にケータイの電話番号などを変更していなければ、女性が姓を変えようが、住所が変わろうが、結婚前と結婚後との個人情報を電話番号などをキーにして結びつけることが容易であろう。そのようにして揃ったデータは、男性に比べて消費活動が旺盛とも言われる女性(ミドル世代・シルバー世代をも含む)に対するダイレクト・マーケティングの武器として大きな価値を持つと推測される。   
 たとえば、蓄積データから、或る女性についてこんなデータを揃えることは不可能とは言えまい(抜すい):   
   
 現在の姓名: ○野 ○江   
   
 電話番号: 090-×××-××××   
   
 生年月日: 昭和○○年○月○日   
   
 配偶者の姓名: ○野 ○太郎   
   
 子供: 長男、○○(平成○年○月○日生まれ)   
      長女、○○(平成○年○月○日生まれ)    
   
 旧姓: ○原   
   
 1回目の結婚のときの姓: ○川   
   
 1回目の結婚の相手: ○川 ○男   
   
 学歴: ○○中学校、○○学園高等学校・・・   
   
 勤務歴: ○○商事株式会社 営業本部   
   
 買い物歴など: ○○デパートショッピング会員、エステ○○シルバー会員・・・   
   
 購入頻度の多いブランドなど: ○○○○   
   
 趣味ほか: ○○ピアノ教室、○○乗馬クラブ、○○トラベル会員   
   
 病歴: ○○病院患者登録有り(じんましん、結膜炎、インフルエンザ)   
   
   
 結婚後の女性に関する個人情報として、子供の頃に通っていたピアノ教室、結婚前に通っていた乗馬教室などのデータまで結びつけることが出来るということは、現代の「ひとりひとりがケータイを持つ、電話番号を変えることは少なめでMNPの制度もある」という時代になってこそ容易になるわけである。   
   
 上のような趣味歴のデータは、「お子様にピアノ/乗馬を習わせませんか?」とか「子供の頃に習ったピアノをまた楽しんでみませんか?」みたいなマーケティング/セールスをしたがる企業その他にとって有益な情報となろう。   
   
 で・・・ビジネスとあまり関係なかろうけど、上のように「1回目の結婚の相手」というものも当然のようにデータとして集まりうるわけだが、データの仕様によってはハイパーリンクのようにしてその相手のデータを参照可能ということになろう・・・「おっ、この相手の男性も○○商事に勤務していて今は○嶋○子と結婚しているんだな・・・そしてその女性がどんな人かというと・・・なーんだ、3人とも同じ会社に勤めていたわけか」とか、そういうことも分かるのである・・・市区町村役場の戸籍・住民票係だって知りえないような、とても生々しいデータと言えまいか・・・様々な意味で凄いことになってしまう。   
   
   
 さて・・・もっと書きたいことがあるが、時間切れなのでここまで。   
   
   
 ・・・・・・・・・・・・・・・   
   
   
 下のは、親のために調理したスケソウダラ(スケトウダラ)の煮付け・・・煮汁は砂糖・味噌・醤油などを中心としている・・・スケソウダラは、もっと寒い季節になるとさらに美味しくなる。   
   


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