2017-10

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「○○もん(モン)」より「○○もん(モン)」



   
 (↑) マ ン ガ 「 そ ば も ん 」の第16巻が発売になっていた。なお、右側に写っているのは「くまモン」キャラクターが描かれたポケット・ティッシュである。   
   
   
 人というものは悩む生きものである。そして筆者も悩む。たとえば・・・。  
 「亀の甲より年の功」と書くとき、これに対してはどこからも、つまり、べっ甲の取り扱い業者などなどから文句がつくことは無かろう、なぜなら昔からの諺(ことわざ)として定着しているからである。   
 しかし・・・たとえば鰹節について書きたいと思ってタイトルを「黒田節より鰹節」としたり、逆に黒田節の歌詞内容について書こうとして「鰹節より黒田節」としたりすることがあれば、前者においては黒田家ゆかりの人たちから、あるいは後者にあっては「全ぶし連」(全国かつおぶし・さばぶし生産者連合組合)からクレームを受けかねない。「より」という比較の言葉があるから難しい。(なお、しかし「全ぶし連」は架空の団体名である。)   
   
 同様に、不用意に「くまモン より そばもん」とか「ポケモン より そばもん」などとは書けないような気がするのである・・・。   
   
 ああ、悩ましい・・・ま、世にあまたある大きな苦悩からすれば、ちっとも大した悩みではないけれども。   
   
 悩み・迷いに、もっとも確かな救いの手を差し伸べてくれるのはどの宗教であろうか・・・。   
   
 と、ここで英語聖書のKJV(キング・ジェームズ・ヴァージョン)と、スコットランド王ジェームズ6世=ステュワート朝イングランド王ジェームズ1世について書きたいところであるが、あまりにもキリが無くなることと、また、筆者がキリスト教徒であるやも知れないとの、ありがたくない誤解・疑義を受けかねないので控えておこう。KJV以前も英訳聖書が無かったわけではないが、1611年に刊行され、その後にも改訂が為されたこの聖書が世界に及ぼした影響は大きい。   
   
 ところで、たぶんこの当時も含めて大昔のスコットランドで作られていたウィスキーは樽での熟成というプロセスを経ていなかったようだ。透明のままで、日本の「麦焼酎」っぽいものと言えなくもないか・・・もちろん米麹を使うとかのことはなかったであろうし、また、筆者、或るパブ(日本の)で「ニューポット」を飲ませていただいたら、焼酎よりもやはりウィスキー寄りのものという印象を受けた。   
   
 1707年にスコットランドはイングランドに併合されてしまう。こののち、ウィスキー製造に対する課税は重くなっていったとされる。そうして密造が増えた。   
 密造となれば・・・人目につきにくいところ、すなわち山間部、谷その他で酒作りをし、隠し、輸送し・・・酒を樽に詰めるということも行なわれ・・・何かの偶然で樽熟成の威力・魅力・価値に気づくことになったであろう。   
   
 時を経て1823年になると酒税の税率は下がり、敢えての密造をする者は無くなっていったようだ。   
   
 上のような時の経過を考えると・・・。ヘンデルがイギリスに渡ったときにもしもウィスキーを口にしていればそれは透明の飲み物であった可能性が高いか。他方、メンデルスゾーンがスコットランド旅行したときに飲んだとすれば、それは樽熟成によりブラウンがかったものであった可能性が結構ありそうに思う(なお、ウィスキーのあの色合いは、カラメル色素を用いたりしている場合もある)。   
   
 バルビローリが飲んでいた酒は、これはもう間違いなく現代のものとまったく同じものであろう。   
 バルビローリが、あるいはセルが、ロイヤル・スコティッシュ管の指揮者として活躍していた頃、彼らはどのようなスコットランド魂を感じ取っていたであろうか・・・スコットランド独立をめぐる住民投票が終わってしばらく経ち、ふと思うのである。     
   
   
 ・・・・・・・・・・・・   
   
   
 下のは、バルトークのピアノ協奏曲のCD。ゼルキンのレコーディングは輸入盤LPでも、また、20年ほど前には輸入盤CDでも買い求めて聴いたことあるのだが、そのピアノ演奏を気に入ることがなかった。が、あらためて聴いてみよう。   
   
   


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