2017-06

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雑記-その1


   
 「ケンタッキー・フライド・チキン」という名前を目にするたび、しばしば思う・・・「この商号/屋号/商標は、アメリカでの創業時などには実はスッと簡単に思いついたのではあるまいか。だけれども・・・全米のアメリカ人たちがケンタッキー州に対して抱くイメージがどんなものであるか知らないが、同州を一度も訪れたことのない日本人(筆者も含む)はこんなイメージを持っていたりするだろう・・・のんびり・おおらかとした、良い意味での田舎・農村が多く残っており、農産物・畜産物の品質は良さそうである。そしてトウモロコシは美味いバーボン・ウィスキーになり、また、地鶏の肉質は、アメリカで普通に流通しているものを遥かに越えるほど優良なものではあるまいか」みたく。   
 だから、このネーミングは、少なくとも日本においてはわりとプラス効果を発揮していると思う。日本産チキンを使用しているとしても、それは別に問題ないというか、日本人としてはむしろ歓迎するところであろう。   
   
 仮にもし、次のようなネーミングの飲食店があったとする:   
   
   マサチューセッツ・フライド・チキン   
   
   ウィスコンシン・グレート・サラダ・コレクション   
   
   サウス・キャロライナ・カレー・パーティー   
   
 デタラメなネーミングを許してもらうとして、これらからは原材料の優良性をイメージさせられない。それよりもむしろ「目新しい調理スタイルやレシピに出会える店なのかな」的な、そんな期待を抱かせられるであろう。   
   
   
 では、ケンタッキー・ソフィスティケイティド・フィルハーモニー管弦楽団であるとか、ケンタッキー州立歌劇場管弦楽団というものが存在するとして、我々はその名称に関してどのような先入観を持ちうるか。いや、当然ながらケンタッキー州にもオーケストラが数々あるようだけれども、その演奏を聴く前から既にマイナス方向の評価を用意しかねない・・・「アメオケかあ」どころか、それも越えて「田舎のオペラ劇場のオケかあ」みたく。(クリーヴランド管にしても、かつての時代は「地方オケかあ」、「工業都市のオケではあるが、技量その他はどんなものか」みたいな印象をアメリカ人たちに与えていたことであろう。)   
   
 実際に見てもいない土地のイメージ・・・そしてそこから広がるもの・・・今さらながらであるが、どうもやはり侮れない。   
   
   
 なお、上であげた、ケンタッキー・フライド・チキン以外のショップ名、オーケストラ名などは、架空のものとして筆者の即席の思いつきによるものである。実際に存在するかどうかを確認していないが、もしも存在する場合に、筆者としてそれらを中傷しようという意図は無いこと、ご承知いただきたい。   
   
   
 「雑記-その2」へ続く・・・(↓)。   
   

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