2017-10

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専業主婦に名刺は必要か

   
 専業主婦に名刺は必要か・・・作りたければ作ればよいのではないか、と思う。   
 友達関係でとか、店で買い物してそれを配達依頼するときとか、住所そのほかを伝えたい場合に名刺は便利であるから。   
   
 しかし、あらかじめ、いろいろなことを考えておいて損はなかろうと思う。たとえば・・・。   
   
 名刺屋さん・印刷屋さんにオーダーすればきれいに仕上がるが、印刷する内容項目やレイアウト、字体をすぐには決めかねるケースが少なくないと思う・・・ということはまた、印刷してしばらくしてから「ああすればよかった、こうすればよかった。印刷しなおそう」と考えてしまうこともあろう。とりあえずはPC用品売場で市販されている名刺用紙に自分で印刷し、それを使っているうちに見直し点を見つけ、それからどこかに印刷オーダーするというのは悪くない方法。   
   
 「究極の便利」を追求すれば、名前以外に住所、固定電話の番号、ケータイ番号、(PCなどで利用の)メルアド、ケータイのメルアドなど印刷しておきたいと思う人もいようが、必ずしもこれら全部を伝える必要のない相手は多いものと思う。いったん印刷・表記してしまったものを「あなたにはこの電話番号を教える必要はないわね」と思ってペンか何かで塗りつぶしてその名刺を渡すなどということはしにくいわけであるから、名前以外の項目は絞ったうえで名刺印刷し、相手によってそれを渡す際に「電話はこちらに」などと言いながら書き足すというスタイルもあってよかろう。夫の職業が商店経営であるとか資格にもとづく事務所開業などでなくとも、ケースによっては苗字と住所の組合せでネット検索すると「夫の勤務先」やら何やらが分かってしまうなんていう例も皆無とは言い切れまいから、「そういうのは絶対にイヤだわ」みたく思う人は注意も必要だろう。   
   
   
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 以前、女房が使っていたのは市販の用紙で、2つ折りしたときに名刺サイズとなる寸法・仕様のもの。商店の(昔っぽい)スタンプカード、診察券などの印刷に利用できるなどと謳われている用紙。(これにプリンターで印字していたが、しばらくしてからは印刷屋さんでちゃんと活字印刷してもらうことにした。)   
   
 この用紙を用いると、2つ折りしたその内側の2つのページのうち余白となる部分などにメモ書きが十分に出来る。花やギフトに添えるメッセージカードとしても都合よく利用出来る(そういう利用を考えるならばなおのこと、名前以外に表示している事項が多いと野暮ったくなってしまう)。   
   
 レーザープリンターならともかく、家庭用インクジェットプリンターでは紙の表・裏によって微妙にインクの「にじみ具合」に差異が生じたりもするから、きれいに印刷できる面に名前を印字・・・和書・洋書のページ開きと同じように、左側が開く表ページに日本語で表記、右側が開く表ページにローマ字で表記。内側になってしまう2つのページの片側に住所などの情報を載せている。   
   
 名刺(の一面)に名前以外の表示が無かったり少なかったりするとスカスカで寂しく感じなくもない。しかし、家庭で印刷する場合、名前と同じ面に住所などを印刷しようにも小さいフォントサイズでは印刷仕上がりがイマイチになりがちである。むしろ別ページに少し大きめに印刷してしまったほうがよい(そのへんの感覚には個人差があろうが)。それからまた、名前以外がスカスカというレイアウトは欧米ではちょくちょく目にもするし、慣れると案外スッキリ感を覚える(同時に「偉そうだな」という印象を与えかねないが)。   
   
 下の例では、ローマ字の字体はローマン書体系。頭文字は大文字でそれ以外を小文字としている。他の表記パターンとしては全部を「大文字の字体」としたり、さらにそのうえ頭文字のフォントサイズを大きくしておくという例もある。   
 プライベート・社交の目的で女性が用いるのであればスクリプト系もまた優雅である。一般にはローマン系やシェード系なのではあるまいか。しかし、本当に「利用シーンは気楽な間柄だけのもの」と想定されるならば、ポップな書体やカラーを用いるのも、ま、自由と言えば自由なのであろう。きわめて社交性が高い場でやりとりするとか、夫の勤務先にて妻の名刺の体裁にもルールを設けているなどの場合は、自分の好き勝手にデザイン/レイアウトするのは控えたいし危険でもあろう。   
   
 やはり下の例で、日本語の書体は正楷書体。もちろん、ほかの書体もありうる。筆者の個人的感覚では「行書体は使って欲しくないなあ」といったところ。   
 名前および住所情報などは(フォントサイズは違うにしても)「書体」は同じものにしておくのが自然というものだろう。   
 ピリオド、カンマ、コロンなどの直後はワン・スペースの空白を置くのが英文表記の基本ルールではあるが、名刺などではレイアウトや視覚上のバランスの観点から拘泥していないケースは珍しくない。そのあたりは幾つもの実例を見て「これがいい!」と感じたものに倣うしかない・・・また、この点に関し、印刷屋さんのセンスが絶対とはどうも言い切れない。   
   
 或る電話番号を、国外に居住する人/やがて国外へと帰国する人に伝えたいケースを想定するなら、国外からの発信ダイヤル操作をふまえ、そして慣例表記にならい、たとえば「03-1234-XXXX」については「+81-3-1234-xxxx」とする表記なども考えておきたい。   
   
 おそらく伝統的習慣としては "Mrs." (ミセス)のあとには夫の名前を書く(そして妻たる自分の名前は書かない)。しかし、今日の世代でそういう例は多くないと思うし、実際上も受け取った側には不便である。   
 「既婚だけど未婚のように思わせたいわ」という人は、ま、勝手に研究してくれ(笑)   
 他のスタイルとして夫婦連名という形式の名刺というのもあるが、これについては今回テーマからは外しておく。   
   
 なお、「城島 瀬留子」さんという名前は某指揮者に似たような名であるが、もちろん架空のものである。   
   


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