2017-06

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セルのタンホイザー




   
 音楽を聴く時間がなかなか割けない。未消化というか未聴のものが増えていくが「義務感」をもって聴いたりすればそれはおかしいことになるので、無理なときは無理して聴くまい・・・。   
   
 セルがメトロポリタン歌劇場で振った「タンホイザー」の、1954年ライヴ(ゴールデン・メロドラムのレーベルから過日リリースされた)のほうであるが・・・多少まとまった時間がないと鑑賞できないなと思っていたが「ながら聴き」でとりあえず。   
 序曲や第1幕など聴いているうちはノイズが気になるが、その後は慣れて気にならなくなる・・・というか、あとのほうではノイズがそんなに乗っていないのかな、「上の空」度も大きく聴いていたので、はあ何とも。収録された歌唱・演奏の音質は「良い」かどうかどうかとなると微妙。それこそ微妙。聞きやすいし筆者の満足度も70点くらいなのであるが、しかし、やはり、「ヒストリカルもの」に慣れていないと不満が大きいかも知れないなあ。   
   
 1942年ライヴで筆者が感じた「そっけなさ」はここでは感じられなかった。しかし、熱っぽいというわけでも、くぐもった神妙さに覆われるわけでもない。「タンホイザー」演奏のいろいろをろくすっぽ聴き比べしていない筆者が何か言うのもはばかれるけれども、フレージングや音バランスに「ハッ」とする個所が少なからずあった。また、セルの「造形への取り組み」の意思もここには表れていると思う。うーん、でも、こういうのはあまり「造形」と言わないかな。   
   
 「タンホイザーは親しみやすい作品なのに、そうかと言って聴いたあと夢中になってしまうものでもない」というのがかねてからの思いであるが、この見方は、今回セルの1954年ライヴを聴いても変わらなかった。また、「ワーグナーの世界、あるいはワーグナーっぽい世界をたっぷり食らった」という感想は、セルのこの演奏からは誰にとっても生まれにくいのではないかなあ。しかし、音楽の魅力はよく示されていると思う・・・と述べておきながらまたも逆説的なことを書くと、部分的には、そして要所要所に惹かれながらも「全編トータル、ひとつまとまり」としては、セルの演奏をもってしてもやはり「何だかなあ」という感想が消えない。   
  
   
 ・・・・・・・・・・・・・・   
   
 ヘップバーンについてはべつにファンでも何でもないのだけど「シャレードってどんな作品だっけ?」とA君に問うたことがあって、そしてつい先日送ってくれたDVDが・・・2作品収録、DVD2枚で500円という商品。これも観なくては・・・。   
   
   

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