2017-05

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「地産地消し尽くされては困るものもある」、もしくは「日本は、洒落・駄洒落の生まれやすい国だもの」



   
 上のは、山形のエビ。具体的な海域までは知らない。   
   
 山形というと、山のもの、里のものの産品が真っ先に思い浮かぶが(野菜・果物のほか、たまに口にすることある鶏肉もまた美味である)、また、上のようなものも・・・。   
   
   
   
 日経新聞の「200年企業」なるシリーズ記事を毎回おもしろく読んでいる。   
 同紙の産業・経済関係の記事としてはちょっと異色なせいか、あるいは紙面スペース・紙幅のせいなのかな、読んでいて「もうちょい、ここを詳しく述べてくれぬか」、「或る文章と、その次の文章とで、トーンやリズムに(不自然な)不連続性が感じられぬか」ほか、いろいろ思うことしばしば・・・何かちょい、ひっかかる。気のせいかな、分からぬ。   
   
 シリーズでいちばん最近のものでは山形県の「うろこや総本店」が紹介されていた。   
 家訓とも言うべき言葉として紹介されているのが次のもの:   
   
   よきに似よ あしきにになよ(似なよ/煮なよ) 世の鍋の   
   人の心は 自在なりけり   
   
   
 (上のカッコ内の注=漢字は筆者が付したもの)   
 これ、松平定信の狂歌を知らない人にはそこはかとない愉快さや、改変したことで生まれた新たな意味合いも伝わりにくいかなと思えた。オリジナルの狂歌は:   
   
   よきに似よ、あしきに似なよ なべて世の   
   人の心は 自在鉤なり   
   
 このオリジナルにある言葉の「なべて」の語に関して、「“なべ”と言えば“鍋”だね。そう来れば、“似る”と“煮る”とで洒落をかますことが出来よう」と反応して、上の「・・・世の鍋の・・・」が出来上がったであろう、違うかな。   
   
   
   
   よきに煮よ よきを煮るなよ 寄せ鍋は   
   人と とろろは 自在なりけり   
   
 ・・・寄せ鍋というものは、よろしい具合に煮ろよ。よき(斧)は食材でもないんだから、間違っても鍋に入れて煮たりするなよ。人間(の心)も自在に変化・対応しうるものだが、「長芋とろろ」なんぞも、これがまた鍋の具として投じることが出来てしまうなど広く応用可能で重宝するものなのだよ。・・・というのは、筆者がふと思い浮かんだもの。   
   


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クラシカルな某

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