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グルダ/セルの「皇帝」
グルダ(ピアノ)とセル指揮VPOによる「皇帝」の、CDとDVDのセットはしばらく入手しにくい状態にあったのではないか。しかし、再発売と呼んでいいのかな、ともかくまた入手できるようだ:
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2755553
ただし、DVDの仕様に関しては上記ページに注意事項が書かれている。
なお、映像はモノクロのはずである。
PAL方式DVDをどうにかして鑑賞できないかという問題については、そういうことに詳しい人に尋ねるなり、またはネットで調べるなりしても損は無かろう・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
CDや本の収納場所を確保すべく「並べかえ・整理」をしなくてはいけないが、それが中断したまま。
こういう機会であるし、またこのところ移動時間が多くなっているので時間を見つけつつ懐かしい本など読み返したりもしている。
いま持ち歩いて読んでいるもののひとつは高村光太郎の作品集(詩・随筆)。中年になってしまうと詩を読もうなどと思い立つこともなかろうと、昔そんなふうに予想したことがあったが、しかし、それでも幾つかの詩集や歌集もそのまま持っている。
この人の詩では、大正の終わり以降のものが好みに合う(それはつまり「初期のものを除く」という意味になるのかな、この人のことを研究しているわけではないからよく分からないが)。また、随筆は面白いものが幾つもある。
高村光太郎については、青空文庫( http://www.aozora.gr.jp/ )にも収録されている作品がある:
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1168.html
次のものは 市 川 団 十 郎 (9代目)の顔つきなどについて書かれたもの。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001168/files/46366_25620.html
ほか、「触覚の世界」、「人の首」などの随筆をはじめとして面白いものはいっぱいある・・・これらも青空文庫に収録されている。
いずれの作品も「いますぐXHTML版で読む」または「いますぐHTML版で読む」をクリックするのが簡便かと思う。
下の写真は青空文庫でなく、筆者の手もとのものから。

コメント
コメントをありがとうございました
奥の方に
ありました。ありました。
埃まみれで30分捜しました。
「グルダの真実−クルト・ホーフマンとの対話−」フリードリヒ・グルダ著、田辺秀樹訳、洋泉社発行です。
1993年11月1日が初版で、私のが12月20日の第2刷。その38頁
「・・・。ベームはいつもヨボヨボの好々爺って感じだったけど、それは見かけだけで、本当はものすごく強力なジイサンだったんだ。
その点はジョージ・セルも同様だった。セルとの関係は上々だったよ。セルについては前からいろいろ噂を聞いていたけど、まさにその通りの人だった。怒りっぽくて、無愛想なんだ。全面的な服従を要求する人で、じっさい服従させてしまう。俺もセルの指揮のときは、よろこんで従ったよ。なにしろ素晴らしいんだ。演奏をしていて、いつも、それ以上のものは考えられない、っていうふうなんだ。ウィーンでやったコンサートの録音がひとつある。古風な演奏だけど、すごくいい。まったく、たいした指揮者だったよ。」
見せびらかしみたいで申し訳ございません。でも、やはり正確なほうがいいと思いまして・・・。
埃まみれで30分捜しました。
「グルダの真実−クルト・ホーフマンとの対話−」フリードリヒ・グルダ著、田辺秀樹訳、洋泉社発行です。
1993年11月1日が初版で、私のが12月20日の第2刷。その38頁
「・・・。ベームはいつもヨボヨボの好々爺って感じだったけど、それは見かけだけで、本当はものすごく強力なジイサンだったんだ。
その点はジョージ・セルも同様だった。セルとの関係は上々だったよ。セルについては前からいろいろ噂を聞いていたけど、まさにその通りの人だった。怒りっぽくて、無愛想なんだ。全面的な服従を要求する人で、じっさい服従させてしまう。俺もセルの指揮のときは、よろこんで従ったよ。なにしろ素晴らしいんだ。演奏をしていて、いつも、それ以上のものは考えられない、っていうふうなんだ。ウィーンでやったコンサートの録音がひとつある。古風な演奏だけど、すごくいい。まったく、たいした指揮者だったよ。」
見せびらかしみたいで申し訳ございません。でも、やはり正確なほうがいいと思いまして・・・。
コメントをありがとうございました
わたくしも前回発売時のDVDは息せくようにして観ました(笑)・・・再生には問題ありませんでしたが、あれはNTSCなのかPALなのか、今すぐには再確認できませんが。ショップが今回書いているような注意書きは、前回もあったのでしょうかねえ・・・わたくしは別のショップで買ったのでしたが。
コメントに書いていただきましたグルダの言葉は初めて知りました。ありがとうございました。
コメントに書いていただきましたグルダの言葉は初めて知りました。ありがとうございました。
グルダの自伝
というか、グルダのインタヴュー本があって、その中で、ナンたってセルとベームの両じじいが一番だ!みたいなことをグルダは言っていたような気がします。
要は、協奏曲で一緒したとき「お任せします。」といった気にさせてくれたのが、この二人だったという訳で、その本を読んだとき、初めてセルとグルダの共演があったことを知ったのでした。
ですから、このDVDが出たときは嬉しかった。(物凄く安い)DVDプレイヤーを買ったのもこのDVDを観るためでした。全然問題なく観られましたよ。
要は、協奏曲で一緒したとき「お任せします。」といった気にさせてくれたのが、この二人だったという訳で、その本を読んだとき、初めてセルとグルダの共演があったことを知ったのでした。
ですから、このDVDが出たときは嬉しかった。(物凄く安い)DVDプレイヤーを買ったのもこのDVDを観るためでした。全然問題なく観られましたよ。
コメントをありがとうございました
まず最初に・・・放送についての情報をありがとうございました。
日程的にホテル泊が見込まれていますため、わたくしのほうは聴くのがむずかしいかも知れません。録音は知人に依頼することになりそうです。先日のクリーヴランド管の放送(国歌の件)も似たような状況にありましたが。
さて、この放送ですが・・・。フライシャー/セルのモーツァルトの協奏曲第25番は過日 Archipel レーベルから出たものと同じコンサート模様かと想像しますが、音質またはノイズの面で今度の放送のもののほうが優っている可能性がありますね。放送内容の音源として "ohne Angabe" なる表示は、具体的には放送局保管テープを指しているのか、それとも過日のあのCDを含意しているのか不明ではありますが。
メンコンと「海」について。これらコンビの演奏はおそらく初出音源で、また多くのセル・ファンがこれまでキャッチできていなかったコンサート歴ではないかと思います(コンサート歴・レコーディング歴などについては http://www.szell.co.uk/ のサイトが充実しているもののひとつです)。
収録年月日が不明ですが、「海」についてはベイヌムに代わって指揮したものであるような記述がありますので、時期的にはやはり古めのものかも知れません。
話題が前後しますが、セルのライヴを収録したLPは、わたくしは昭和50年代後半あたりから見つけて買うようになりました。伊モヴィメント・ムジカのレーベルでホロヴィッツとのチャイコフスキー、ハイフェッツとのブラームス、加ロココでVPOとの「運命」とブル7、メロドラムやチェトラで「魔笛」「タンホイザー」「ばらの騎士」など。いずれも今ではCD化されておりますし、他の多数のライヴ録音がその後CD、CD−Rで出回るようになりましたが。
グルダとの「皇帝」は、おっしゃるようにレーザーディスクで出ていました。わたくしは買いませんでしたが。
ザルツブルク音楽祭の映像ではほかにもブルックナー第3番、アイネクライネ、ウォルトン作品があって、それらはまだDVD化には至っておりませんが、以前クラシカ・ジャパンで放送されたことはあります。また、一部映像は YouTube に投稿されたりもしていますね。
日程的にホテル泊が見込まれていますため、わたくしのほうは聴くのがむずかしいかも知れません。録音は知人に依頼することになりそうです。先日のクリーヴランド管の放送(国歌の件)も似たような状況にありましたが。
さて、この放送ですが・・・。フライシャー/セルのモーツァルトの協奏曲第25番は過日 Archipel レーベルから出たものと同じコンサート模様かと想像しますが、音質またはノイズの面で今度の放送のもののほうが優っている可能性がありますね。放送内容の音源として "ohne Angabe" なる表示は、具体的には放送局保管テープを指しているのか、それとも過日のあのCDを含意しているのか不明ではありますが。
メンコンと「海」について。これらコンビの演奏はおそらく初出音源で、また多くのセル・ファンがこれまでキャッチできていなかったコンサート歴ではないかと思います(コンサート歴・レコーディング歴などについては http://www.szell.co.uk/ のサイトが充実しているもののひとつです)。
収録年月日が不明ですが、「海」についてはベイヌムに代わって指揮したものであるような記述がありますので、時期的にはやはり古めのものかも知れません。
話題が前後しますが、セルのライヴを収録したLPは、わたくしは昭和50年代後半あたりから見つけて買うようになりました。伊モヴィメント・ムジカのレーベルでホロヴィッツとのチャイコフスキー、ハイフェッツとのブラームス、加ロココでVPOとの「運命」とブル7、メロドラムやチェトラで「魔笛」「タンホイザー」「ばらの騎士」など。いずれも今ではCD化されておりますし、他の多数のライヴ録音がその後CD、CD−Rで出回るようになりましたが。
グルダとの「皇帝」は、おっしゃるようにレーザーディスクで出ていました。わたくしは買いませんでしたが。
ザルツブルク音楽祭の映像ではほかにもブルックナー第3番、アイネクライネ、ウォルトン作品があって、それらはまだDVD化には至っておりませんが、以前クラシカ・ジャパンで放送されたことはあります。また、一部映像は YouTube に投稿されたりもしていますね。
セルのライヴものがなかった(マーラー6番のみ)時代を知っている者としては最近ちょっとついていけないものを感じてはいるのですが、このグルダ盤はまだセルのライヴがめずらしかった頃、LDで出た記憶があります。
ネットでは、欧米の放送局に残されている貴重なライヴ音源が流れることがあります。それを録音するのもネットをやる楽しみの一つですが、後から気付くこともあり、なかなか思い通りにはいきません。でも、今回は事前にうまくキャッチできた情報があります。
8月2日ORF オーストリア国立放送でベルリン・フィルとのライヴが放送されます。もちろんウェブ・ラジオで聴くことができます。
ミルシティンとのメンデルスゾーンやドゥビッシーの「ラ・メール」 などは初出でしょうか。
8/2番組表から15:06 Apropos Klassikのmehr...をクリック
oe1.orf.at/programm/?datum=20080802
時差は7時間なので日本時間同日22:06からです。これはダウンローダーで録音ですね。
連日の、しかも記事とは殆ど関係の無いコメント(汗)失礼しました。
ネットでは、欧米の放送局に残されている貴重なライヴ音源が流れることがあります。それを録音するのもネットをやる楽しみの一つですが、後から気付くこともあり、なかなか思い通りにはいきません。でも、今回は事前にうまくキャッチできた情報があります。
8月2日ORF オーストリア国立放送でベルリン・フィルとのライヴが放送されます。もちろんウェブ・ラジオで聴くことができます。
ミルシティンとのメンデルスゾーンやドゥビッシーの「ラ・メール」 などは初出でしょうか。
8/2番組表から15:06 Apropos Klassikのmehr...をクリック
oe1.orf.at/programm/?datum=20080802
時差は7時間なので日本時間同日22:06からです。これはダウンローダーで録音ですね。
連日の、しかも記事とは殆ど関係の無いコメント(汗)失礼しました。
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「全面的な服従を要求」・・・セルに関して似たような指摘をした人がほかにもいますし、やはりそうなのでしょうね。
グルダとセルのあの「皇帝」のDVD(とCD)は、より多くの人に鑑賞して欲しいとやはり思います。それにしても、もう少しグルダが見やすいように指揮すれば良いのになあと思う瞬間もあったような・・・。グルダが聴衆に向かって挨拶・会釈する姿、その脇に立つセルの姿もまた印象に残っています。