2017-10

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キツネ・・・



   
 以前触れたことある「王様」のアルバムでは、かの "Foxy Lady" という曲タイトルを「狐っぽい女」と訳している(この曲はわりと広く知られていて、TVコマーシャルに使われたこともあるように思う)。あえての訳だろう。しかし、 "foxy" という語は、実のところ幾つもの意味がある。   
   
   
 話は変わるが、上の画像は昨晩聴いたり観たりしたものから・・・。   
 右の、ヤナーチェクの「利口な女狐の物語」については、「どのCD、DVDが良いのだろうか、やはりマッケラス盤がベストなチョイスなのだろうか。迷うな」みたいな疑問をかつて書いたような気がする。   
 「やはり観たい」との思いが昂じたとき、店頭では選択の余地がほとんどなく、ノイマン指揮 Komischen Oper, Berlin のオケほかによる演奏のDVDが安かったこともあり、「ええいっ」と思ってそれを買ってしまった。   
   
 このノイマンのDVDは、うーん、楽しく鑑賞したのであるが、問題はある。   
 制作経緯が分からないのだけど、オペラ・舞台での上演を収録したものでなく、純然たる映像作品であろう。テレビ放映などを予定したものかなあ。映像にはドラマや映画っぽい気味が出てしまう。もちろん、ちゃんと歌を歌って進行し、オペラをやっているけれども。   
 着ぐるみのコスチュームなどしっかりしていて良いなと感じる。惜しいのは映像がモノクロということ・・・狐その他の動物・昆虫・カエル・鳥などの着ぐるみ(およびメイク)で歌手が登場して歌い、体を動かすので、やはりカラーでないと醍醐味が薄れがち。この点、痛いなあ。   
 ドイツ語歌詞にしたもので歌われているが、字幕は一切ない。聞き取りやすいとは思うがドイツ語を勉強していない人は別途あらすじなどの知識を得ておくほうが良いように思う。いや、でも、映像でストーリー展開は分かるかなあ、それと、非常におおざっぱながらも英語ライナーノートにてあらすじは示されている。   
 なお、歌詞のドイツ語化とともに、オリジナルにはない演出上の付加要素もあるようだ。   
   
 音楽は、特に抵抗感なく普通に楽しめる。ただ、これを言い換えると、斬新で刺激的なアピール要素が筆者にはどうも感じられなくて、この作品はやはり映像とともに楽しむのが正解かなと思えた。しかし、その映像というか芝居と言うか、それは魅力的だ。   
   
 これだけの着ぐるみなども用意したうえでの実際の上演となると、どのくらいの頻度で行われうるのか、近い将来に自分が観る機会はあるのか、そのへん何とも分からないのであるが、そういうことを考慮しつつ参考資料・予備知識獲得用としてこのDVDの価値をみると、価格も安かったし満足している。   
   
   

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