2017-06

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人の感覚いろいろ(その2)


   
 主として外で食事する場合に関して「ラーメンに比べると蕎麦は高い」という意見がある。提供される料理(商品)が感じさせるヴォリューム感なり栄養万点感なりと金額とのバランスに着目すればこの意見に頷けそうに感じられるが、しかし、上の言葉には「蕎麦は割高なのだ、蕎麦店は高すぎる価格を設定している」との含みがあるように感じられる。確かに「この店は、ざる1枚がこの量でこの値段かよ、高いよな」みたいな店もありはするけど、そのような店にあたる確率はそれほどまでには高くないように思っている。   
   
 製麺業者が納入するラーメンの麺の価格、蕎麦店が手打ちなり機械打ちなりするときの蕎麦粉の価格や「蕎麦きり」状態までもっていく労働コスト、また、ラーメンや蕎麦のスープ・汁をこしらえるまでのコストなど考えたとき、上の意見が正しいのかどうかはよく分からない。   
   
 ・・・などと思っていたら、上の意見に続いて「でも、ラーメン店の値段も実は高いと思う」との言葉を聞かされることがあった。なぜそういう見解に至るのかというと、「焼豚の豚肉の原価なんてこんなもんだろう」、「卵なんて1個いくらくらいだし」、「メンマを大袋で買うと実はこんなに安い」というわけなのだな・・・。   
 ラーメン店ならラーメン店が店を構える費用(家賃、建築費/固定資産税)や、設備投資回収/減価償却費、スタッフ人件費、経営者の取り分(儲け)、光熱費などなどはどうなる? 経営者もスタッフもみんな無報酬・タダ働きで「おいしいラーメンを味わっていただく喜び」のみを生きる糧としてラーメンを提供してくれるなら、そして、「或る味」が探求・実現・維持されるまでの研究・工夫・努力とそれがもたらす付加価値が完全無視されたときには、きっと彼の「お望みの価格」に近い水準でラーメンを食することが出来るかも知れないなあ。   
   
 だが、上のような「困った感覚」を笑い話として片付けてよいものか・・・デフレ圧力はどこから発生しているか・・・発生源は複数あると思うのだが(店側が「安くしなくては生き残れない」的な危機感を抱いて自発的に価格を下げるケースを含む)、しかし、消費者/購入者/利用者などなどの側が、単に「より安い店」を見つけよう/選ぼうとするばかりでなく、店側に対して「儲けることを許すまじ」みたいな感覚すらも心の奥底に持っていそうなところも忘れてはいけない間接的デフレ圧力になっているのではないか。   
   
   
   
 割高感を感じるといえば、宅配ピザにそれを感じる・・・これは筆者の個人的な感覚に過ぎないが。   
 仮にもし「あなたが想像するよりもチーズの値段は高いのだよ」、「多様なトッピングに備えて、用意する食材もいろいろになり、生じるロスも案外と大きいのだよ」などと説明されれば、うーん、或る程度までは理解しようという気になるが、でもなあ。   
 「宅配するという、その点でのコストが大きい」と言われたほうが納得しやすいかな・・・ただ、ずいぶん前の事になるが、「おい、何だよ、宅配ピザのバイク/スクーターは歩行者・自転車よりも優先するのかよ、道路交通法のどこにそんな規定があるんだよ」と不快な思いをしたことが複数回あったので、気分的には「宅配コスト」を顧慮したくないものがあったりする。   
   
 職場でときどきピザを注文する。筆者はピザが好きでない。先日のこと、某コンビニのチラシを目にしたらそこに「おでん」の予約注文票が用意されていた・・・「たまにはピザをやめ、おでんもいいじゃないか・・・職場メンバーをそう誘導してみようかな」と思った。   
 あの「3.11」で人員供出などあって「ひとり当たりの仕事量」は増加し、読書会/輪読会(もちろんビジネス書)のプランは棚上げせざるをえなくなった。この秋からは実現できるだろう・・・でも、「おでんをつまみながら」というのでは緊張感に欠けるかなあ・・・しかし、こういうことにおいてまで緊張を求めたくなどないのだ。   
   
   
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 ただいまの 日 中 関 係 についてはいろいろ書き連ねたいことがあるのだが、やめておく。  
 歴 史 認 識 、日本から中国に対して為された政府開発援助について一般の 中 国 の人たちはどう承知・理解しているか・どう評価されるべきか、外交力とはどのような要素の集積であるのか、などなども含め、思うことは山とあるのだが、さて筆者自身の認識や感覚が正しいかどうかも心もとなかったりするので・・・やたらなことは書くまい。   
   
 今日の事態を、ピ カ チ ュ ウ もきっと悲しんでいる・・・と思う。   
 下のは、某コンビニで貰った、コマ(独楽)と、それを回してくれるいわばエンジン的なものがセットになったオモチャ・・・子供のための品であり、コマを回してみてもさして面白く感じないわけではあるが、このキャラクターを目にするたび心がなごむ。   
   


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クラシカルな某

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