2017-05

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イオンの言わんとするところ



   
 上のは、新聞に載ったイオンの意見広告から。   
   
 イオン向けのビール卸売り価格が原価割れ状態だったとか、公正取引委員会がイオンに対して或る協力要請をしたとかの問題は、いろいろ考えさせられるものがある。  
   
 ・・・と、ここで、「原価とは、原価割れとは何か」、また、原価という用語を用いるかどうかにかかわらず原価っぽいものを算定するうえでの費用アロケーション(配賦)のヴァリエーションの可能性のあれこれを見つつアンチダンピング法制、移転価格税制などなどと、そしてまた企業の(安全なる)価格政策について論じたいところであるが、一大論文級にやたら長くなるのでヤメ・・・。  
   
 小売業界には次のような感覚があると指摘することは誤りか? 「安さこそが、今や我らの存在意義であり生き残りの条件である。他のどこよりも安く売るぞ。そのためにはどこよりも安く仕入れるぞ」的な感覚。   
 現状、こちら消費者の期待ライン・妥協ラインよりも低い店頭価格が提示されていると感じるケースも稀でないが、小売業界がどんどん安値を仕掛け、卸売業者に対して「我々は消費者にどんどん安値を提示する、メーカーさん・卸さんもそれについて来いよ」という卸価格ドライヴを効かせ続けるとどうなるのだろう。結託とは別種の「小売業界・メーカー・卸売業界での、互いの利益を尊重して繁栄しあう姿勢・協調・二人三脚的なもの」は一切不要な、悪しきものなのだろうか。   
   
   
 むずかしい話はやめよう。   
 イオンで酒を買うことがあるが、そんなに安いかな? 十分に安いと感じてはいるが、「酒類を買うなら、よそに目もくれずにともかくイオンで」とまで思ったことはない。いや、飲むのはどうしてもウィスキーが中心で、またビール・ファンとは言えずビールをまとめ買いする場合でも6本とかなので、「安さ」の恩恵をあまり受けていないかも知れない。コンビニでビールを買うことも多いし。   
   
 ま、ウィスキーを愛する者としては、こう願う・・・小売店さんにせよ卸売業者さんにせよ、「ビールで損な商売をしても、そのツケはウィスキーに回して儲けさせてもらいますよ」的な商売展開だけはしていただきたくない。  
   
   
 下のは左と真ん中がビール。そして右端のは「ビール」でないビール系飲料。   

   


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