2017-04

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“ Time and tide wait for 農マン”



   
 就農を目指す若者(いや、べつだん若者でなくとも)は今後どのくらい増えるのか、あるいはそういう人たちを増やしていけるのか、また、農業経営はどこまで大型化・効率化・合理化されていくか等、日本の「農」への関心は高まりつつある。TPPを視野に入れるか否かを問わず、ともかくそういう時代なのかな。   
   
   
   
 冒頭の写真は、しばらく前の新聞広告から・・・或る方(有名なTさん(女性))について、顔写真とともに載っていた肩書。   
   
 ときどき思うのは・・・「職業:農業」みたく、「農業」という言葉、あるいは「農」という文字は、ひょっとして若い人にとって「重たい。仕事としては華やぎを完全に欠き、ひたすら地味に過ぎる。つまりカッコ悪い」といったイメージを与えるかどうかという問題。   
 インテリア・コーディネーター、コピー・ライター、スタイリスト、パティシエ、ソムリエ、フィナンシャル・プランナー等々、「カタカナ職業はカッコいいよね」的な感覚はもう長いこと続いている(しかし、同じくカタカナの「サラリーマン」という言葉にはそういうカッコ良さは無いなあ・・・使い古されているのと同時に「被用者たる身分」を示す語であって、人それぞれが誇りを抱きうる筈の職務内容、職権、獲得している知識・技能などを意味する言葉ではないから当然か・・・そのかわり例えば「エグゼクティヴ」なる妙な語もあってこれは人の心を刺激するから言葉には厄介さと魔力がある)。で、新たな就農者を増やしていくうえで、農家・農業従事者を指すカタカナ呼称を新たに発案して浸透させる手段を講ずるべきだろうか?   
 ・・・この問いについては筆者も一応はイエスと答えたい気がするし、また、同じ意見の人も多くいると思うのだが、しかし・・・出来ることなら、画数の多い「農」という字が帯びているデーンとした存在感のユニークさをアピールしつつそれがむしろ新鮮ではないかと、またしかし、この仕事に就く人に求められる才能・人間性などについて触れて(真面目さ? たゆまぬ努力? メゲない心?)、したがって上等な人間にしかつとまらない仕事なのだよと、きっちり知らしめていく作戦を上手に展開するのが適切かと想像される。   
   
 農業をやったことないなので想像だけで言えば、作物を毎年のようにコンスタントに無事に生育させる・見事に生育させる(それに関連して必要となる知識や技能もいろいろあろう)、需給動向や市場価格を想定しながら品種を選ぶ、有利な出荷時期を見込む、当然ながらコストや損益、長期的な投資戦略などについてシビアな感覚を持つ等々、農業もまたビジネスとして真剣勝負が求められる世界であろうから、軽い気持ちで就農できるものではあるまい。脳業であり、悩業であろう。   
 加えて、農業は自然の天候(天候不順・日照り・長雨・台風を含む)によってはそれまでの努力がムダに終わりかねなかったりもする。精神的ショックなどにも強いタフさ、良かったときに「悪いとき」の備えをしておく気構えなどもまた求められるだろうか。   
 地域・集落での共同作業など、新規就農者には「やることがいっぱいありすぎる、しんどい」と感じることも多くあろうか。   
   
 このように考えると、少なくとも表面的な「カッコ良さ」で就農者を呼び込むことは正解でないように思えるのだが、果たしてどうか。   
   
   
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 下の写真は、おととい、親のための昼食として調理したものから・・・。   
 メカジキおよび、前夜に食べ切れず残っってしまったというホタテ貝柱の刺身を、父にはソテーにして、母には(メカジキについては小さくカットしたうえで)煮付けて食べてもらうこととした。写真はその煮付けの途中。調理の最終段階で、ここにさらに小松菜のおひたしの残りを加えた(もちろんグツグツ煮たりはせず)。   
   
 このメカジキは、筆者としては不本意ながら冷凍もの。冷凍ものだと、解凍後に日本酒に浸しておいても独特の「臭み」が完全には消えないことがある。しかし、今回、この煮付けについては、小さくカットしたあとに日本酒に浸したせいか、「臭み」はしっかり消えた。煮汁にショウガを加えるとさらに効果的であるかも知れない・・・そして、ちょっと変わった風味アクセントになってくれるだろうか・・・過日のこと、やはり残り物のカツオの刺身を煮付けることがあったが、そのときは思いつきで煮汁に「おろしショウガ」を加えた。   
   



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