2017-09

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 ウィスキーのことだけ書こうと思っていたら、ほかにも書こうと思うものが加わり・・・ゴチャゴチャした写真になってしまった。   
   
 背景はJR東日本の旅行案内パンフ2つ(岩手方面と山形方面)。ウィスキーはジョニー・ウォーカー黒ラベル。下にちょっと写っているのは新商品の日本酒を紹介する新聞記事の切り抜き(日経)。   
   
   
 まずは東北地方2県へと誘う旅行パンフについて。   
 それぞれの原稿(文章)を用意したのはどんな人たちなのだろう・・・その県ご出身の方々なのか。これら2つでは、文章の量、文章による説明の切り口・角度、そのほかスタンスなどに違いが見られるのは当然であるけれども、岩手の人の生真面目さを改めて感じてしまうのは筆者だけだろうか。   
   
   
   
 略して「ジョニ黒」と呼ばれる、ブレンデッドのウィスキー。   
 ウィスキーは、或る特定の樽からのものだけをボトル詰めしたシングル・カスクの品であっても、そこには色々な風味要素が混在・同居しているものだ。大麦麦芽をつくるときのピート焚きに由来するもの、仕込み水に由来するもの、発酵や蒸留の過程がどんなであったかによるもの、木樽から抽出される成分、樽の「呼吸」に伴って酒に移る外気などからの香り・・・など。   
   
 ブレンデッドのものは、いろいろな蒸留所の酒が合わさっているからさらに多くの風味要素が混在している筈であるが、しかし、かと言って、筆者のような素人にすれば、普通はそれほど「風味のひとつひとつを追うこと」に忙しくなったりはしない。だけど、たとえばジョニ黒などは、なぜかそういうことにずいぶんと気持ちを奪われてしまうのだなあ。トータルの風味についてそれほど好きなわけではないのだけど、口に含んで舌の上を転がして楽しめるその程度はけっこう大きいと思う。   
   
 同じように12年(つまり12年以上の酒のブレンド)を謳うものでも、たとえばバランタインのそういうものやシーバスのものなどに比べ、開封直後のアルコール感が気になるのは筆者だけだろうか(ジョニ黒はごくごくたまにしか買わないのだが)。というわけで、開封時には少しだけ味わい、そのあと何日かしてから本格的に飲むのが自分には合うようだ。   
   
 紅茶は、ダージリンが好みであって、たとえばイングリッシュ・ブレックファストのようなものは完全には「気に入り」にならない。後者については「どうしてこういうものが味わわれ、楽しまれるのかなあ、しかもこれを濃くいれるんだろ? うーん・・・」とすら思ったりする。しかし、ジョニ黒やオールド・パーを口にすると、向こうの人の味覚の一端めいたものがほんのちょっとばかり分かるような気がしないでもない・・・それでもそれは「一端めいたもの」に過ぎないのだが。   
   
   
   
 日本酒の件・・・。   
 ノドグロと呼ばれるあの魚の風味を邪魔せぬように、あれに合うようにとの、そういうコンセプトの日本酒らしいが。そこまで考えられ、銘柄名も「のど黒」で、ノドグロはサカナ冥利につきるというか、幸せであるなあ(笑)。   
   
 究極の(酒と肴の)マリアージュと言えるか。それとも、「日本酒ソムリエの世話などというものも当然ながら必要ありませんし、もう、おまかせ楽チン型マリアージュです」的な、一種のメーカーおしきせスタイルのマリアージュと見るか。   
  
 仮にこの「のど黒」と名づけられてしまった酒が手に入ったとする。干物になっていたりする小さくて痩せたノドグロはわりと入手しやすいが、そういうものと一緒にその酒を口にしてもあれだから、仕方ない、テキトーな、いや、せめてキンメの刺身か開き干し、シマアジ(養殖)の刺身などの肴で一杯やるとする・・・ラベルの「のど黒」の文字がチラチラ目に入り、ちぃとばかり悲しくなったりせぬか(笑)。   
   
 「フグ」、「アラ/クエ」、「ゲンゲ」などなど、いろいろ大事にされる魚があるが、「それ専用」とか「それ向き」と位置づけられる酒はまだまだ登場しうるのか・・・。   
   
   


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