2017-07

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若き日のセルのレコーディングから


   
 セルの若き日のレコーディングとしては、オペラ・アリアのオケ伴奏や、「レオノーレ」序曲第3番などなどあることはこれまでにも触れた。   
 上の写真の雑誌「クラシックプレス」2001年秋号(8号)には付録CDが付いていたのだが、そのCDにはセル指揮による「魔笛」序曲が収録されている。1924年、セル27歳のときのもの。 Odeon のSP盤からの復刻。   
   
 当時のレコーディング技術というよりもレコーディングの仕方のせいなのか、それはよく分からないし、またモノラルであるせいも手伝ってか、何となく小規模な「弦楽プラス管楽のアンサンブル、そして打楽器つき」みたく聞こえぬでもない。楽器の音色も「クセ有り」と感じてしまう・・・それにより「音程・ピッチが変かな」と錯覚させられぬではないが、しかし、ピッチは合っているかな(だが、筆者に 絶 対 音 感 は無いのだ・笑)。ま、ともかく、演奏スタイル全般は後年のセルと変わらないという印象。   
 金管と木管との重奏部分のその重奏具合など、この作品について「通常はこうだよな」と記憶にあるものと相違する個所があるのだけれど、いま確認している時間は無い。   
   
 この付録CDは全10トラックあって、たとえばアーベントロートによる「フィンランディア」などは個人的には独特の魅力を持つ演奏表情・仕立て上がりで面白いと感じられるし、また、メンゲルベルクによるマーラー「第5番」のアダージェットのなまめかしさなども楽しめる。   
   
 この雑誌のこの号、中古CD店や古本屋さんで雑誌本体だけはときどき目にすることはあっても、しかし、付録CDが「無し・欠落」の場合が多い。買い求めるときは注意が必要だ。   
   

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