2017-11

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セルの伝記-その2

   
 前回記事で紹介したセルの伝記本を171ページまで読んだ。   
 「いまひとつ面白さ・ワクワク感に欠けるかな、それはどうしてだろう?」などと思ったのだが、ああ、そうだ、米アマゾンにおける、6月8日付のカスタマーレビューにその答えが見つかるかな:   
   
 http://www.amazon.com/George-Szell-Life-Music-American/dp/0252036166   
   
   
 尤も、著者にしてみれば、余計な考察・推理はするまい、客観的な事実・資料を記す/示す姿勢を貫こうとか、そのように思うところもあったに違いあるまい。   
   
   
 先へと読み進むのを中断して、283ページから288ページをちょっと読んでみた。   
   
 セル来日時の「英雄」の演奏内容は、クリーヴランドで1970年5月7日・8日に指揮したときのものとそっくりであったに違いないと筆者は想像する(そのクリーヴランドでのライヴ録音はかつて某DレーベルからCD-R商品として出ていた)。   
 本書によると、その8日のコンサート(「オベロン」序曲、モーツァルト第40番、「英雄」)を指揮してステージ裏に戻ったセルは "Now, that was a performance!" と言ったという。セルとしても、少なくとも「英雄」の出来については満足感があったのだろう。   
 で、思い出したのだが、日本の、どうやらセルをあまり高く評価しない音楽評論家のU氏は来日したセルのコンサートに出かけていって「英雄」を聴き(セルの指揮ぶりを見て)、大したことない指揮者だなみたいな感想を持ったとか・・・ふむ、この人はセルよりもさらなる高みなり何なりかを求めているのだなあ(この人が指揮した「英雄」がCDで出ていることは知っているが、レコ芸の付録CDで冒頭部分のみ聴いただけである)。   
   
 1970年7月30日夜、ブレーズ/クリーヴランド管のコンサートの最中にセルは病院で亡くなったのであるが、288ページでの44番の注の内容はつまり 心 霊 現 象 であるのかな。   
   

コメント

コメントをありがとうございました

 対応(返事)が遅くなってしまい、申し訳ありません。   
   
 うーん、そうでしたか・・・。

私は不幸にしてU氏の「英雄」をサントリーで実演で聴いてしましました。その感想は筆舌に尽くせません。

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