2017-10

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セルの伝記



   
 先ごろ出版されたセルの伝記本。   
 今週末あたりから、あるいは夏休みに入ったところで読み始めようかと思っていたが、少しだけ読んでみた。読みやすい英語で書かれている。実質的な本文は約250ページ(写真ばかりのページも除いて)だが、普段から英文に触れている人であればそれほど難なく読み終えることが出来そうに思える。   
   
 ずいぶん前に発行された或る本においては、セルという姓について、もともとはシュレジンジャーであったのをセルに改めたのだ(父親が?)という説が紹介されていたけれども、今回のこの新しい伝記ではそのようには書かれていない。セル一家がウィーンに移ったとき、父親は仕事/ビジネスを進めていくうえの都合からカトリックに改宗し、また、セルという姓の末尾の“L”がもともとひとつであったのをもうひとつ“L”を加えて2つにしたと説明されている・・・そうすることで上流階級・貴族階級を連想させるから。同時に家族全員、姓名の「名」のほうも改められたという。   
   
 ま、内容をいちいち紹介している時間は無い。それが行き過ぎれば著作権・翻訳権の問題も生じうるし・・・ただ、そういう問題が生じなさそうな範囲で、興味深いと思えた点ほか、何かあればこのブログに書くかも知れない。   
   
 セルが1915年に作曲した "Variations on an Original Theme" ( "Variationen uber ein eigenes Thema" ) はボツシュタイン指揮のCDで聴いて魅力的な音楽だと感じたけれども、この作品はR.シュトラウス、ニキシュ、ワインガルトナー、フルトヴェングラーらも振ったことがあるのだなあ(本書11ページから12ページにかけて、そのように書かれている)。   
   
 40ページまで読んだところだが、幼少時のセルの才能発揮の様子であるとか、R.シュトラウスからどのように才を買われていたか等、これまで筆者が知っていたことについてそれをもう少し膨らませてくれそうな内容と感じられた。   
   
 今回はとりあえずこれだけ・・・。   
   

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