2017-08

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夏。そして秋。

   
 「まだ夏」、「夏まっさかり」と思えても、秋は身近に迫りつつあるはず。もう「立秋」になろうとしている。   
   
 誰もが教わったことのある、有名な短歌・・・   
   
   
 亜季 来ぬと   目には さやかに   見えねども   
 かあぞんの音にぞ    驚かれぬる   
   
   
 解釈:   
 亜季ちゃんがやって来たぞと誰かが言うものだから、ついついそちらを見やったが、   
 なるほど、そりゃ、ま、この目には、さやかちゃんでないことは明らかであったが、   
 いやいや、そんなことはどうでもいいのだ、   
 大事なことは、先ほどから耳傾けるクリフォード・カーゾンの奏でるピアノの音色に   
 はっとしてしまったということなのだ。ああ、そんな季節なのであるなあ。   
   
   
 ここで、カーゾンのCDの写真でも付けておきたいところであるが、出先ということもあるし、ブログの画像アーカイヴから探してピックアップするのも意外と面倒なので省略。   
   
   
   
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   
   
   

 「変ロ調で歌うような下らん真似して、それが俺に聞こえていないと思ったら、そりゃ残念ながら間違いだよ」   
   
 ・・・まだ戦前のこと、プラハの歌劇場で指揮者をつとめていたセルがハンス・ホッターに対して言った言葉。   
   
 ホッターは「マイスタージンガー」中で ナハティガル(ブリキ職) の役を受け持つことがあって、役柄としては暇なこともあってついつい妙な遊び・いたずらを思いついてしまったようである。リハーサル時、終盤のオケ・独唱陣・合唱全体で演奏し歌う個所でホッターはキーを下げて歌ってみたらしい。リハーサルのあと、出演者たちは舞台監督から指導・注意を受けたりするわけだが、その際ホッターの背後にセルがやって来て上のように言ったという。   
   
 ホッターとしては、そのように歌った犯人がほかでもない「自分」だと聞き分けたセルの耳に驚いたようだ。もっとも、ホッターの声質には特徴的なものもあるし、セルもわりと判別しやすかったのかも知れないが・・・。   
   
   
 詳しくは、グーグルのブック検索で "Hans Hotter" というタイトルの本を検索してその7-10ページを。   
   
   

 ワーグナーものの指揮者と言えば、故ホルスト・シュタイン氏もそのうちのひとりであったが・・・。   
   
 下の写真は(以前にも紹介したことあるが)NHK交響楽団に関係する本。わりと一気に読めてしまう。マタチッチ氏、シュタイン氏ほか、幾人もの人たちについてのエピソードに接することが出来る。   
   


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クラシカルな某

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