2017-11

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セル来日時の「英雄」を“垣間聴く”?

   
 セル関係のCD-R盤商品の新譜情報が幾つかある。 "World Music Express" レーベル、 RITARDANDO レーベル、 Fachman レーベルからの商品。いずれも取扱店は限られる。   
 このうち Fachman レーベルから登場予定のものの内容は下記のごとくであるらしい(商品番号 FKM-289 ):   
   
 ドヴォルザーク/交響曲第8番   
 ベルリオーズ/ハンガリー行進曲   
 リハーサル:ベートーヴェン/「英雄」   
 リハーサル:モーツァルト/交響曲第40番   
   
   
 興味があって詳細を知りたい向きはネット検索していただくこととして・・・。   
   
 2つのリハーサル音声の収録時期について何も情報を得ていないが、しかし、想像するに、それらは1970年来日時のものであろう。   
 来日時の音声で筆者手持ちのものと同内容かつ、カット個所も無いものならば・・・それは、「英雄」では14分ほどに及ぶもの。そのリハーサルは、まず第1楽章冒頭の第3小節でヴィオラ・パートのメンバーが「Bフラット」の音を僅かにフライング演奏してしまったことに関連して、セルがリズム把握や弓の運び/構えなどを注意指示するのに始まる。曲全体の中から要チェック個所と思った部分をセルがパッパッと選んでリハーサル進行していく。セルの声/言葉をけっこう聞くことが出来る。この曲で14分のリハーサルというのは(素人考えするに)いかにも短いけれども、しかし、(ソニー・レーベルから発売の来日ライヴ盤のライナーノートで触れられていたと思うが)限られた時間枠でのリハーサルとしては致し方なかったろう。ただ、あとで書くことと関わるが、実は来日する少し前、セル/クリーヴランド管は本拠地セヴァランス・ホールにて「英雄」を演奏したばかりであり、また、このコンビにとって馴染んできた曲目であろうし、リハーサルで点検確認する個所を思いきり絞ったことにそれほどの無理は無かったかも知れない。   
 モーツァルト第40番のほうは、やはりカットなど無ければ12分ほど。このリハーサル音声もそれなりに楽しめるもの。   
   
   
 セル来日時の、コンサート本番での「英雄」の音声や映像が残っているという情報は、これまでのところ無い。   
 その来日時の演奏内容はどんなであったろうか・・・それを窺い知るうえで参考になると思えるのは、セル/クリーヴランド管が1970年5月上旬にセヴァランス・ホールで演奏したときのライヴ音源。この音源もまた、いずれは日本国内で(しかし取扱店の限られるCD-R盤商品という形で)出回ることがあるのかも知れない。   
   


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