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2018-09

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セル関係の「新譜」なのか、それとも・・・


   
  "Georg Szell in Europe" (ヨーロッパでのゲオルク・セル(=ジョージ・セル))というタイトルのSACDハイブリッド盤が "Praga Digitals" レーベルから登場する。日本国内で出回るのは4月下旬から5月上旬くらいになりそうだ。もちろん筆者も未入手。   
   
 タワレコ、アマゾンなどのサイトで見つけることが出来る。   
   
 ただ、この商品には疑問点も・・・。   
 パッケージ裏面の記載その他によると、収録内容は、コンセルトヘボウ管との演奏でモーツァルト/「後宮からの・・・」序曲・交響曲第34番、また、「ロザムンデ」抜粋、それにウィーン・フィルとの「エグモント」抜粋(ソプラノはピラール・ローレンガー)のようだ。1954年から1969年にかけてのライヴ録音(←複数形の表現)をリマスタリング」との記載もあるが、過去のコンサート記録に照らすと「ん?」と思えたり。   
 ここに収録された「後宮」序曲は“1954年”の8月7日の演奏であるとの情報も見受けるが、しかし、筆者が現時点で想像するのは・・・“1956年”8月7日、ザルツブルク音楽祭でのウィーン・フィルその他とのオペラ公演から序曲の部分だけをこのCDに収録しているのではあるまいか。アメリカ人ばかりでなく欧米人が手書きする「4」と「6」の文字は見分けに混乱する場合もありえようから、録音メモや原稿の読み・やりとり等の段階でミスが生じた可能性も否定できないかな、どうだろう。もし1956年8月7日のものならば、この公演は過去すでにCD化されているもの・・・既にこの音源を手にしている人にとっては、新たに入手してもダブりとなる。そしてまた、これは確かにライヴ録音なのであるが、しかし、オケをコンセルトヘボウ管と表記することは誤りということになる。   
 これ以外の収録曲については、ライヴ録音でなく、正規セッション・レコーディングのものを音源としているのではないかと想像しているが、だとすれば、それらもまた既発売のものということになる。   
 SACDハイブリッド盤である点にメリットを見出す人にとってはまた別の価値があるかも知れないけど。   
   
 よく分からない点のある商品である。   
 筆者の側に「思い違い・勘違い・調査漏れ」などがあるやも知れぬが、その場合はお詫び申し上げたい。   
   

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