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2018-11

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雑記

   
 人気ある女優さんが、いわば「子供を持たない生き方を選んだ理由」みたいなことを述べたとかで、世間では何かと話題になっている模様・・・。それについては筆者、具体的な内容を知らない。   
  
 筆者自身の場合、「子供を持たずに生きてしまったことに、不安は無いですか?」と尋ねられたことは数回ある。いずれも女性からである。男性からは単に「子供を持とうと思わなかったのは何故ですか?」と訊かれることと対比すると、女性はまず、子供を持たないことに関しては「その状況・理由うんぬん」よりも「将来不安の認識」に感心が向かうのか・・・いや、実は遠回しに理由を探っているかも知れぬけど。ま、素直に、「将来不安」、「子を持たない状態のままでその人にやって来る老後への不安」が質問の主題であるものと解することとしよう。   
   
 書きたいことをちょっと先送りして、まず言ってしまいたいことは・・・。   
 人には固定観念があって「子供がいる=自分は子供よりも先に衰えて先に死ぬ=子供が自分を看取ってくれる筈だ」と考えがちだ。或いは「自分は配偶者よりも先に衰えて先に死ぬ=配偶者が自分を看取ってくれる筈だ」と考えがちだ。が、必ずそのシナリオどおりになるとは限らない。大切に育てた子供らが(不慮の事故そのほかにより)先に世を去り、そして愛する夫なり妻なりも先に世を去り、気づいてみれば自分ひとりで寂しい老後を過ごし、そして孤独死という形で最後を迎えるかも知れない・・・はあ、何とも強烈・ニヒルに過ぎる仮想をするものだと呆れられるかも知れないけど、しかし、子供を、或いは配偶者を、不死身の存在/自分よりも後まで生きる存在、頼りになる保険のように考えることには誤りがあろうというものだ(もちろん、シナリオどおりに事が進んでいくケースも多かろう)。   
   
   
 子供を持たずに生きていこうとの選択を筆者が最初に思い定めたのは小学生のときであった。   
 それには理由があったのだが、その後に於いてはさらに、自分の気性・考え方その他に照らして、「自分の場合には、やはり、子供を持たぬのが正解」と結論づける理由がどんどん増えていった。   
 それらの理由をもしも自分が見出しておらず子供を持つに至っていたならば、子供のしつけへの目配り・関与、遊び・レジャーの相手、進路への口出し等々にそれだけ時間とエネルギーを使うこととなり、さすれば「満足いくだけ仕事にエネルギー注入できずに不完全燃焼感覚で落ち着かなくなってしまう自分」、「仕事上で考え抜く、調べ尽くす、リスクを洗い出す、良いアイデア・対処改善策・改革案を生み出すこと等を納得いくレベルまで出来ずに悶々とする自分」、「子供から“何かと人生訓を垂れる、うざったい父親”と思われる自分」というものになり、自分で自分がやりきれない思いをし、また、もしかすると我が子に暴力を振るうような者となっていたかも知れぬなあ。   
 「子供は親とは別個独立の存在なのだ、自分の考え・価値観を押し付けてはいけないのだ」とはよく言われているけれども、その考えを自分は呑み込めないと思うのだ。その点からしても、子供を持たなかったことは正解ではあるまいか。   
   
   
 外国人と英語で話すことがあっても社内では誰かから感心されることもないが、居酒屋などで他の外国人客との間でそういうことがあると、時に「英語を使えていいですね」と言われることがあったりする。(仕事上の定型的・事務的な会話と違って、むしろ日常会話・雑談ぽいものに苦手意識を持っているくらいだし、居酒屋でやりとりする英会話は大した内容のものでないのだけど。)   
 こんなときいつも自分は、その昔に或る先生から教わったことを思い出すのだ・・・外国語を理解可能なことは決して良いこととは言えない、たとえば戦場で敵兵と1対1で向き合ったとする・・・殺すか殺されるかの場面である・・・相手は自国語で「自分には3歳と1歳になる幼な子がいる、自分が死ぬことあればその子らと母親は今後に大変な人生を送ることとなろう。撃たないでくれ、俺を逃してくれ」と言ったとする・・・その言葉を理解できたなら相手を殺すことに躊躇を覚えるであろう、しかし次の瞬間、隠れていた相手の仲間の兵士が発砲してこちらが殺されてしまうかも知れないし、捕虜になってしまうかも知れない・・・だが、相手の言葉をまったく理解できなければ迷うことなく殺すことができる・・・戦場の兵士として「一人でも多く敵兵を倒す」ことが正解であるとするならば、このケースでは外国語を理解できない者のほうがきちんと職責を果たせるのだ。   
 で、これは自分の側が子供を持つかどうかということと関係ない問題のように思われようけど、筆者の中では違うのだ。ずっとずっと若い頃には、「たとえばアメリカとソビエトとの間で戦争になるようなことも、ひょっとしたらあるかも知れないなあ、そのときには日本人の自分もまた戦争に駆り出されるやも知れない」との漠然とした不安を持つことがあった。戦争、戦地で戦うという状況・・・子供を持つ身であれば、戦地にて「生きて帰りたい」との思いはどれほど強くなることであろうか・・・子供を持つがゆえに命を惜しむ・弱くなる・踏み切れない・臆病になるかも知れない自分を想像するのはイヤであった・・・べつにやたらと死に急ぐとか、犬死するとか、そんなことが良いとは思わぬが、「国の勝利のためには命を惜しむべからず」とか「敵兵を一人でも多く死なすべし」、「敵陣に一歩でも深く踏み入るべし」といった気持ちは肝要だと信じていたし、今でも「日本人ならばそうあらねばならない」と思っている。  
   
   
 或る時、職場の若い女性から、最初に書いたように「子供を持たずに生きてしまったことに、不安は無いですか?」と訊かれたとき、それに即したライフプランは中学生か高校生くらいのときに描いたものに修正をかけつつ続いているから不安など無いと答えた。   
 子供を持たない選択をした理由も訊かれた・・・その種の質問には昔から「子供が、それも小学生以下に見受けられることの多い、うるさくて聞き分けもないガキが嫌いなのでね、どうしても子供嫌いになっちゃって」などと簡単に答えることが多いのであるが、このときは時間にゆとりがあって、上に述べたことのほか、実に様々のことを話そうかという気になった・・・でも、それは控えたのだ・・・理由をあれもこれもと並べ出すと10やそこらでは終わらない・・・こちらの考えるところをたっぷり聞かせたりすれば、予定調和的な人生行路(子育てもまた思い通りにいくような人生)から外れることを恐れそうな彼女だと子供を生む・育てることに臆病になる・警戒を持つかも知れないであろうと、そんな気がしたのであった(日本の少子高齢化がますます進んでしまうではないか)。   
   
   
 ふと思い出したのだが・・・。   
 会社に入ってしばらくした頃、出入りの「保険のオバチャン」がいわゆる“おすすめの保険プラン”なるものを示して寄越したことがあるのだが、そこにあった、いわば人のライフステージ・モデルみたいなものを見ながら筆者はこう応じた: 「あ、これは、わたしには適用できないモデル・ケースですね。人はそれぞれで、生き方は一様ではないんですよ。 え? は? まさかまさか、自分が恋に落ちるようなことがあっても20代で結婚することはありえません・・・結婚と住宅ローンが弱味となって会社からの配属変更・転勤を受け入れざるをえなくなることもありえますからね(その頃、自分は事務系職種でありながらも時折は営業方面にも関与することがあり、いずれ営業系に配属変更される可能性もありうるかと警戒感を持っていた)。配偶者というものは、30も過ぎてから、ハートが火照ることもなく冷静に相手を判断・選択できる年頃になってから選ぶことにします。それに・・・子供ナシの人生を想定しています」みたいなことを言ったなあ。結局は保険契約に至らなかったけど、この某Y生命(今では某MY生命となった)のオバチャンは筆者が絵を好きなことを覚えていたようで・・・それから何年かのち、菱田春草のカレンダー(でも、会社の広告用の品)を貰ったなあ(昭和の時代)。   
   
   
 ・・・・・・・・・・・   
   
   
 5日の東京の株式市場は大きく値を下げた。   
 年初に相当部分を利益確定売りして資金を遊ばせていたので、「絶好の買い場が来たな!」と思った。   
   
 大きく下げるときが来たなら買おうと思っていた候補銘柄は20ちょっとあった。でも、その大半はこの5日において「さほどには下げていない」、あるいは「むしろ少しばかり値を上げているものすらもある」という具合で・・・人々が「好評価」する対象銘柄は共通するものがあるらしく(笑)。  
 ま、それでも、「よろしき水準まで値を下げたかな」と思えるものも見つけられたから、自分にこう言い聞かせながら結構な買い付けを行なった: 「業績は絶好調または好調か? 今後の事業年度にても好調の持続が見込まれるか? 好調を阻むような要因は何がありうるか? ビジネスのタネがよろしきものか? たとえその会社の株価が低迷するなどして塩漬け状態を選択しても構わないほど、強くあり続ける会社で将来に希望を寄せ続けられるか?」   
   
 資金投入は中途半端に終わったが、しかし、6日以降もまた市場が下げ続けるならば、さらなる追加物色が出来る自由があるわけで、この「中途半端」をそう残念がることはない。   
   

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クラシカルな某

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