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2018-09

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雑記

   
 「人員面でのゆとりを考える必要性が高まっている」ということで、中途採用の方針・仕方の見直しなどが話題にのぼることがあった。     
   
 で、懐かしく思い出すことが幾つかあった。大したことではないのだけど・・・。   
   
   
 入社して何年目のことであったろうか、すでにバブル経済も始まっていたことになるかな、仕事量が増すばかりの頃であった。「体に無理は来ているけれども、しかし、大丈夫、ぶっ倒れるようなことはあるまい」と思いながら仕事をこなしていた。   
   
 或る日、上司が「おい、喜べ。この部署に中途採用で人を採る。これでお前の仕事の負担も少し減らせる」と言った。   
 採用予定は1名、すでに書類選考で3名に絞ってあるが、一緒に仕事をすることになるのはお前なのだから面接試験に同席しろとのことであった。   
 面接試験に先立って3名A、B、Cの履歴書・職務経歴書など見せられ、上司は「どれが良さそうだと思う? Aが良さそうに思わないか?」と言った。筆者は「能力は間違いなく高そうですが、人相が良くない感じがしませんか? 人を裏切りそうな印象を感じますよね。Bが良さそうに思うんですけど。実際に面接してみないと何とも言えませんが」と答えた。   
   
 面接が済んでからも、上司と自分とは「Aを採るかBを採るか」で意見が割れた・・・上司にしてみれば「Aにする」と決定・宣言することも出来る筈であろうに、こちらとしっかり対話・意見交換する姿勢が立派であるなと思った。・・・そう思いはしたが、しかし、こちらはやはり譲らず「一緒に仕事をするのは、そして仕事の指導をするのは誰なんですか? わたくしですよね。Bと仕事をしたいですね。Aとでは気持ちよく仕事を出来そうには思えません」と言って、結局こちらの考えを通させてしまった。   
   
 その2日後くらいであったか、上司はこう言った:   
   
 「おい、やったぞ・・・上の方の許しが出て、2名の採用が可能になった。Bのほかにもう1名採れる。Aも採ろうか?」   
   
 ちょっと驚いたが、実際、そのような許しが出るほどに仕事量は激増していたのだ。   
 上司はまた、(べつにAがコネを持っているとかそういうことはなく)本心からAに期待を持っていた。   
   
 筆者は「2名を採るとしても・・・その2人目は誰の仕事をするんですか? そして誰が仕事の指導をするのですか?」と尋ねると、「もちろん、お前だよ・・・かえって負担になるか?」との言葉であった。   
   
 「負担になりますよ、絶対。それと、Aのような、ああいう目つき・人相の人とは仕事する気にはなれません。頭がキレる・事務処理能力が高そうな人間であることは分かりますけど。一緒に仕事するのは難しいと思います」と答えた。   
   
 かくて、Aは採用されず、また残念ながらCも採用には至らず、B1名のみが採用されたのである。   
 Aはつまり、学歴、職歴、仕事面でのポテンシャル等々とは関係ない理由で不採用・不合格となったわけではあるが、そういうことって、世の中、珍しいことではあるまい・・・新卒採用であろうと中途採用であろうと。そしてまた、「(上のような、採用に関する舞台裏について)これは公平な採用ではない」との批判もあたらないと信じている・・・採用を決めるカギのひとつとして「仕事はチームで成し遂げるものであり、新たに加えるメンバーを選ぶ際は、既に在籍する者と相性が合いそうな者を優先する」みたいなものもあって然るべきというものであろう。また、採用試験において思想・信条・支持政党などを聞き出す・問うことは慎しむことが通常であろうが、受験者みずからが受け答え・会話の中でその種のことや購読新聞名などを口にした結果、これが採否に影響するということがあっても致し方のないところと思う。   
   
   
 さて、それから何年か経って・・・。   
 別の部署で中途採用された若手スタッフがいて、筆者はときどき彼と話を交わすこともあった。或るとき「調子はどう? もうすっかり職場にも慣れた?」みたく尋ねた。彼の返事はだいたい次のようなものだった。   
   
 「この会社、鬼のように仕事が押し寄せて来て(=仕事量がやたらと多いという意味だと思う)、そこがキツイですけど・・・でも、人間関係がすごく楽なのがいいです。過ごしやすいです。精神的に全然楽にやっています」   
   
 こちらとしては「よその会社との違い」を意識したことは無いのだけれども、うーん、なるほど人間関係があまりに難しい会社・組織・職場というものは多くあるのだろうなあ。パワハラその他の事例は多く報じられるし・・・。   
 とは言え、自分の勤務する会社にも「むずかしい人」が決していないわけではない、例えば・・・書くのはヤメておこう(笑)。   
   
   
 よその或る会社の人が言っていたこと: 「マイカーを持つにあたっては、上司が乗っているクルマよりも高級なものを選んではいけない」との暗黙のルールがあるとか・・・それじゃあ、何かい、仮に上司がマーチとかに乗っているとすると、その部下はたとえどんなに「クルマ好き・クルマ命」な人間であっても、レクサスとかアウディ、BMWなどを乗り回したらもう大変なことになるではないか・・・イヤミを言われるばかりか、人事考課に響いたり左遷されたりもしてしまう? 私生活過剰干渉に思えるが、しかし、クルマ通勤の企業だったりする場合には「会社の駐車場に置くクルマである以上は、社内での役職・社員階級に応じたものにせよ」的な無言の圧力も働きうるか・・・ああ、それでもなお、息苦しいものを感じてしまいそうだ。   
   

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クラシカルな某

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