2017-08

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 月刊「ブラック企業の友」   
   
 ブラック企業の社長、人事・労務・総務担当者の必読誌!   
 ホンネで語る企業実務!   
   
   
 4月号の特集は「サービス残業こそが会社を強くする!」   
   
 ・マインドコントロールで「趣味は仕事」の従業員を増やせ!   
   
 ・過酷な部署への配置換えには「適時」というものがある! 結婚、住宅ローン契約・・・後戻りできないからこその「ガマンする力」に期待!   
   
 ・低賃金と無利息貸付を併用して離職防止。離・転職する場合には、さかのぼって利息発生する条件。「ミミを揃えて即日返済せよと迫れば5割は離職しない」   
   
 その他にも、役立つ知恵とヒントを満載。   
   
   
 先月号の特集は「備えあれば労基署は怖くない」でした。残部僅少につきご注文はお早めに。   
   
   
 毎号、専門家が懇切丁寧に回答する、充実のQ&Aコーナーも好評です。   
 たとえば最近の質問例を紹介しましょう:   
   
 ・「先般のR県大震災では社長の老親が暮らす家が倒壊しました。建て直しの費用に充当するため、“R県大震災復興応援カンパ”の名目で従業員のボーナスから一律30万円を強制的に天引き(徴収)しようと思います。この場合、ボーナスに関わる所得税、社会保険料などは、天引き前の金額にもとづいて計算するのでしょうか。だとすると、ボーナスからすべてを差引計算した結果がマイナスになってしまう従業員もいますので、その場合は次回の給料にまたがる形でカンパさせるのが適当でしょうか」   
   
 ・「当社はその事業内容の関係で、顧客からの深夜呼び出しなどもあります。このため従業員には夜間や休日も含めて一切の飲酒を禁じております。先日はこれに違反した者がおり、顧客のもとへ向かわせるに際して自動車の運転をさせるわけにはいかないためタクシー利用させました。タクシー代を自己負担させたほか、ペナルティーとして給与の減額をしました。今後はこれをルールとして明確にしておきたく考えますが、就業規則その他でどのように規定すべきかご教示をお願いします」   
   
 ・「当社では長時間労働・長時間残業・休日出勤が常態化しておりますため、職場近くに会社契約でアパートを借りて従業員を住まわせています。おおむね家賃5万円の物件について従業員本人からは社宅費として10万円を徴収しております。先日、従業員1名が「自分の好きな他のアパートに引っ越したい、その家賃は自分で払う」と言い出しましたが、現在徴収している社宅費もまた当社の大事な収入源であり、他の従業員も同様の行動をとるのは困ります。引越しを阻止したいと考えます。どう対処したらよろしいでしょうか」   
   
 ・「残業時間について強制的上限を設けようとする動きが世の中にはありますが、少数精鋭を貫く当社にあっては従業員の多くは年間で10か月が繁忙月であり、さらにそのうちの8か月は“超”がつくほどの繁忙月であります。今後どのように対処していけばよいのでしょうか。サービス残業もありますが、それを見直すことは到底出来ない話で、また、従業員の追加採用も考えておりません。名案がありましたらお教えください」   
   
 ・「当社従業員の平均的な残業時間は月間130時間ほどですが、しかし、月間20時間を超える残業時間を申告することは許しておりません。先日、労働基準監督署の調査の際にこの実態をバラした者がおり、懲戒解雇にしました。懲戒解雇であるため退職金支給もしませんが、マスコミで騒がれて当社に悪評も立ったため本人からはさらに迷惑料を支払ってもらおうと考えます。どのように手続きを踏めばよいのか、ご相談申し上げます」   
   
 ・ 「当社では昔から、いわゆるキャリア公務員の天下りを特別顧問として受け入れています(違法にならぬような形式・体裁をととのえたうえで受け入れております)。顧問を務めてもらう期間はだいたい2年ほどで、次の新しい人物を受け入れるのと同時に退職してもらっています。彼らの有する、現役官僚や政治家とのパイプ、許認可における匙加減の知識などなどに期待してのことであります。先般、当社の業界担当者/業担を通してまた新しい人物の受け入れを打診されましたが、これまでとは違って当社取締役として就任させることを提案・示唆されました。ビジネスを理解していない人が取締役会メンバーに加わることに不安を感じずにはいられませんし、こちらの望む人物像とは違った場合に適時に取締役を退任してもらうための手続きについてもよく承知しておりません。他方、現在の特別顧問職の人物はどうやら退職せずにそのまま居座りたい意向のようです。報酬は高額で、現在でも一般従業員の給与を厳しく抑えたうえで賄っている状況のため、同時に2名も居てもらうわけにはいきません。円満解決のための上手な対処法をお尋ねしたく、よろしくお願い申し上げます」   
   
 ・「当社は株式を公開しております。従業員持株会があり、従業員にはそれに加わるよう奨励して来ました。また、それ以外の社員株主もいます。このたび、かねてより進めて来たA社との業務提携の話がまとまりそうなことから、それが公表された後には株価が上昇することはほぼ確実と見込まれます。現在の株価水準のうちに従業員持株会や社員株主が所有する株式を強制的に社長や幹部社員に譲渡させて甘い汁を吸いたいと欲しますが、適切な手続方法はございますでしょうか」   
   
   
   
 ・・・以上、架空の広告であった。   
   

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クラシカルな某

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クラシック音楽好きです。