2013-10

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セルの新譜

   
 カザドゥジュ(カサドシュ)/セル/ケルン放送響の演奏を収録した新譜CDが登場する。   
 モーツァルトの協奏曲第27番、ブラームス/交響曲第2番、ストラヴィンスキー/幻想曲「花火」、その他。   
   
  http://www.hmv.co.jp/news/article/1309300036/   
   
   
 過去に他のレーベルから出たことあるものと同じ演奏内容ではあるまいかな。音・テープ保管状況などのクオリティ・状態に大きな差異があるかどうかまでは分からない。   
   
 下の画像は、ブラームスとストラヴィンスキーの作品を収録した、過去の或るCD-R盤商品に添付された宣伝コメントである。この盤を今あらためて聴きなおす時間が無いが、ブラームスよりも、小品ながらストラヴィンスキーの「花火」のほうに価値があるという考え方もできる。   
 ブラームスは、録音環境のせいもあるかも知れないが重心の低い感じのする、クリーヴランド管との場合とは大いに異なる音楽になっているが、セル風の立派な演奏である・・・「一応」を越える感銘も受ける・・・しかし、クリーヴランド管とのライヴ録音または正規レコーディングを確実に凌駕していてあちらを捨ててもこちらを取るという域にはないと感じる。   
 他方、ストラヴィンスキーの「花火」については、短い作品ながらとても魅力的に演奏されていると感じる。この「花火」を、もしも演奏の現場に居合わせて聴いたならば楽音の粒立ちと、そして音楽が、カラフルというよりも銀白色に近いトーンながらもやはり「鮮やかに」という感じで目の前を過ぎていくことに小さからぬ喜びを感じたことであろう。この曲についてのセルの解釈を確認するうえでも貴重な音源と言える。   
 このCD-R盤商品に収録されたものは、ノイズや音質の点でやはり残念なものがある・・・それでも、筆者個人的には、こういう音源にいち早く接することが出来たのを今も感謝している。上で紹介した、今回の新譜CDの音質がどのくらい良好なものであるのか気になる。  
   
   
   
 ちなみに、セルによるストラヴィンスキー作品の指揮実績は(この作曲家の作品数に比して)そう多くないと思えるものの、しかし、クリーヴランド管のコンサートについてみてみれば、「火の鳥」はもちろんのこと、ヴァイオリン協奏曲(*)、詩篇交響曲、プルチネルラ(*)、「花火」、その他を演奏している・・・ Michael Charry 著のセルの伝記本323ページを参照のこと。(*を付したものは放送収録されたライヴ音源が残っている。)   
   

秋来たりなば 冬遠からじ



   
 (↑)「ビール」ではないビール系飲料、2銘柄(缶入り)。   
   
 左のはアサヒらしい、コクよりもむしろ爽快さを楽しむ仕上がりであると筆者には感じられる。しかし、ともかく、しっかり冷やして飲んだところ美味いと思えた。冬場に飲むのに好適かどうか分からないが、仮に暖房ガンガンの部屋でよく冷えたこれを飲まんとするアイデアがあれば、それには賛成できる(べつだん「節電・省エネの大切さを忘れよ」と言いたいわけではない)。   
 「立冬」もまだ迎えていないのに店頭には並んでいる・・・。   
   
 右のは原材料に小麦麦芽も用いられている。小麦を使用したビールに感じられるような独特の、ほの優しい表情を伴い、また、粉っぽい香りも微妙にある(小麦粉らしい香りという意味であり、舌触りに粉々したものを感じるということではない)。風味が薄すぎるように思えてそこが残念であるが、これは、ウィスキーのあとに飲んだがゆえの、誤りある感想であるかも知れない。しかし、「薄い」としてもその控えめなところをむしろ「上品」と感じる人がいても不思議は無いような気もするのである。もしかすると、今後に小麦系ビール/ビール系飲料の本格的なもの、あるいは本格寄りのものを出す前の布石であるような気もしないではないが、それはこちらの考えすぎか。   
   
   
 上の「冬の贈り物」でふと思い浮かんだのが、「冬の捧げもの」と邦訳されることも多いR.シュトラウスの歌曲 "Winterweihe" ・・・写真の右に写し入れたのはそれを収めているディスクから。   
 シュヴァルツコップフのほうはセルとのレコーディングで、これは国内盤の古めのCD。ブックレットに紹介されている歌詞(ドイツ語)の最後の行で "der" が欠落して印刷されている・・・たったこれだけのことでも読む側は一瞬、言葉のつながり、文意などをとらえにくくなって困惑させられる。   
    


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クラシカルな某

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