2011-12

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 「年の暮れ」ともなれば「第九」ではあるが、たぶん今年も聴かないであろう。いつの年もこの時分、あれを聴こうという気にならないのだ。が、ショスタコーヴィチの第9番であればスッと気軽に聴けるかな。   
   
   
 さて・・・。   
 焼酎を飲む人ならご存知であろう本坊酒造という会社はまたウィスキー造りにも関わっていて、マルス・ウィスキーというブランドで商品を出している。   
   
 写真左の「ウィスキー・バイブル」という、イギリスで発行される本でもこのマルス・ウィスキーの幾つかの銘柄が評価対象になっており、この2010年版(2009年秋に出版)では「日本のウィスキー」-「シングル・モルト」の項の、 "KOMAGATAKE" (駒ケ岳)のところで扱われている。   
 この本では実に多くの銘柄のウィスキーについて、簡潔なコメントと点数で評価がされている。筆者はたまに目を通す程度・・・飲酒量は多いけれども、「あれやこれや」の銘柄やシリーズやロットなど飲み比べることにそれほど夢中にはなく、そして、この本に於けるコメントを読むと「え? 俺にはこの酒がそのような風味傾向にあるとは感じられないがなあ」と、味覚上での自信喪失を覚えかねないのだ(笑)。また、点数など見ていると「この銘柄がこんなに高得点になるのか? プロは酒の魅力の着眼点が違うのだな」と思うことしばしばなのだが、でも、これはどうなのだろう・・・。音楽評論家が選んだ推薦盤に対して「ふーん」と首を傾げたりすることがよくあったけれども、それぞれの個性を楽しもうとする場合に、自分は「点数の呪縛」や「順位の呪縛」から完全に解き放たれているとの思いがあるし、点数化ということに抵抗感がある。ま、ともかく、「自分は“蓼食う虫も好き好き”の“虫”なのだ、それでいいじゃないか」と思うこととしよう。   
   
   
 写真右のはマルス・ウィスキーから出ているブレンデッド。   
 販売地域を限定しているようではあるけれども、ラベル上部には "Three And Seven" と書かれている・・・ "Three And Seven" という銘柄は以前から地域限定なく販売されているようで、そちらと風味傾向が同じなのかも知れない(そちらは飲んだことがないけど)。   
   
 最近最もよく飲んでいるのは「竹鶴12年」、「ホワイトホース・ファイン・オールド」、「グレンリベット12年」、「キリン富士山麓」、そして幾つかのバーボンなどであるが、どのようなウィスキーであれその風味の中にある、たとえば様々な種類や熟度の果実感、蜂蜜っぽいもの、ピート香などなどをちょっと敬遠したく思うときがある・・・「樽熟感だけでいいな」「麦っぽさだけでいいな」などと思ったり・・・それは主として、目の前に置かれた「つまみ・肴」との兼ね合いで。白身魚・貝などの刺身、千切りした長芋、鍋物(筆者のところでは豆乳鍋とかキムチ鍋とかは作らず、水炊き、寄せ鍋の類)、いまの季節ではないがソラマメとか、そういうものを相手に飲むには、いろいろな香りや味が邪魔に感じることが珍しくない。   
 「キリン富士山麓」は、(もしかすると筆者の舌がおかしいのかも知れないが)現在のものは初期ロットに比べて香味が淡くなったような気がする。しかし、それによって、食事とのマッチングは幾分しやすくなったようにも思える。もっとドライに、そしてこの表現は適当ではないが「飾り気ない」ような方向に変化したらどうなるか・・・これまた、食事とのマッチングにはメリットがあるやも知れぬ。   
 で、樽熟感以外の余計なものが少ないと思えたのが冒頭の写真の右に写し入れたウィスキーなのであるが、軽くなく芯を感じながらキリリともしていて・・・というのが一晩だけ飲んでみての印象。飲む前に香りを嗅いだとき、「昔、こういう濃厚な香りするアップル・ジュースがあったよなあ」という感じの、そんな香りはあったが、味に関して言えば、湯で割って食事とともに心地よく楽しめた。   
   

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クラシカルな某

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