2011-08

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セルの伝記-その4

   
 巻末資料を除いて読了したのだが、総合的な感想というと意外にも「特に無い」に近い。それでも、セルの足跡をよく把握できるのでファンにはありがたい本だと言って間違いあるまい。   
   
 セルと共演した演奏家、またセルと関わりを持った作曲家などで現存する人に、今からでも遅くない、音楽雑誌などがインタビューしてくれればセルについて興味ある話題がまだまだ出て来るかも知れないなあ(尤も、セルとケンカ別れした人などは機嫌を損ねることもあろうけど)。   
 ヴァイオリニストのパイネマンとセルとの関わりについては210ページにも書かれているが、1964年12月、彼女の楽器選びをセルは手伝っているのだなあ・・・あの有名なパイネマン/ペーター・マークのドヴォルザークの協奏曲のレコーディングは1965年であるから、このときに演奏されたのもその楽器だろうか。   
   
 巻末資料のディスコグラフィを、念入りにではなくパラパラと眺めたのだが、リヒャルト・タウバーとのレコーディングのうちプッチーニやワーグナーのもの、また、ビヨルン・タレンとのレコーディングについては記載漏れか(それとも筆者がこれまで得てきた情報が誤りであるのか)。   
 352ページの2行目で、モーツァルトの交響曲第21番とあるのは第29番の誤りだろう。   
   

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クラシカルな某

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